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ぼくのかんがえたさいきょうのもちの話
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耳を疑った「漢方除外」 国際医療福祉大学大学院教授 黒岩祐治さん寄稿

 政府の行政刷新会議の事業仕分け作業で漢方薬が健康保険の適用から外されたと聞き、わが耳を疑った。今や、臨床医の8割近くが漢方薬を処方しており、もはや普通の薬となっている。にもかかわらず、漢方薬だけを取り出して除外するというのは、いったいなにを根拠にした発想なのだろうか?

 漢方薬は生薬、すなわち天然素材をベースにしていて、西洋医学の薬とは氏素性が違うことは事実である。しかし、漢方薬にはいくつかの誤解がある。「副作用がない」「即効性がない」などというのは間違った情報である。

 現に私の父は末期の肝臓がんであったが、漢方抗がん剤を処方されたことにより、劇的に回復し、がんを完治させることに成功した。そういう意味からしても、病院で処方される漢方薬は普通の医薬品であって、他の薬と区別することに意味はない。

 むしろ今、漢方をもっと普及させていこうというのが、医学界に起きている新しい流れである。中国の漢方薬に比べると、日本の病院で使用されているものはごくわずかだ。安全性、有効性が実証されたものに限られている。それをもっと増やしていき、本格的な漢方治療を西洋医学の中に組み込み、融合させていこうというのである。それは誰あろう、民主党のマニフェストの中に書かれた内容なのである。

 「統合医療の確立ならびに推進」という項目だてまでして、最初に書かれているのが「漢方」である。長妻昭厚生労働大臣は、確か胸にマニフェストを常時携帯されているはずではなかったか。事業仕分け作業の中で、全く逆の結果が出てしまったことをどう見るのだろうか?

 漢方薬を健康保険適用から外すというのは、明らかに財務省の思惑である。仕分け作業の中では「市販品類似薬を保険対象外」とされていて、漢方薬という言葉は出てこない。しかし、財務省主計局が提出した論点ペーパーには「湿布薬・うがい薬・漢方薬などは薬局で市販されており、医師が処方する必要性が乏しい」とされていて、漢方薬もターゲットになっていることは間違いない。

 財務省が漢方薬の今日的意味を把握していないことは明らかである。医師が通常の医薬品として、漢方薬を処方しているという現状を全く把握していない。

 しかし、だからこそ、政治主導の真価の発揮しどころである。幸い、仕分けの結論にも「どの範囲を保険適用外とするかは今後も十分な議論が必要」とされているから、意思表示さえしっかり行えば問題はない。マニフェストにもうたっているのであるから、長妻大臣は臆することなく、堂々と漢方薬の保険適用除外には反対の姿勢を表明するべきである。

 この仕分け作業は、実は財務省のシナリオ通りに進んでいるのではないかという疑念の声が出ている。その疑念を払拭(ふっしょく)できるかどうかは、この問題への対応にかかっているといえるだろう。=寄稿

(2009年11月28日 産経新聞)

 一度目の辞任騒ぎの時、渦中の人であった小沢民元主席がはっきりと「民主党に政権担当能力は無い」と断言していた訳だけれど、その通りの結果になっとるね。

 この、官僚からも「政治的パフォーマンス」と看過されて鼻で笑われている「事業仕分け」とかいう代物、そりゃあ、一つ一つをきちんと精査して、本当の本当の無駄だけを除外していくのなら、まあ、それなりに意味のあるものにもなりはするだろうけれど、今、アホのミンスがやっている事って、上っ面の名前と内容のあらましだけを眺めて、その意味も大して理解していないドサンピンが、何となく感覚で仕分けていっているだけ。

 スパコンの件にしても、この件にしても、だから、専門家から批判の声がどんどんと上がる。

 ミンスに限った話じゃあない。

 痴民党の一部やみんなの党(笑)の連中も、「官僚政治の打破」だの「政治主導」だのとカッコイイ事をほざいている訳だが、上っ面の知識すら無い三流の政治業者による政治主導なんて、誰がやったって精々こんなレベルだ。

 ミンス支持者あたりから、「民主党は未だ政権をとったばかりで経験不足なだけ。もう少し経験を積めば形になってくる」とかいう擁護が飛んできそうだけれど、間違ったやり方を間違っているとも気付かずに経験を積んだところで、クソの役にも立たない。

 精々、間違ったやり方の手際がよくなるだけ。

 そもそも、三流の政治業者には無理なら、一流ってのが何処で、その一流なら出来るのか、という話になるんだけれど、一流の政治家、政党なら、そもそも、政治主導なんてアホなものを掲げたりはしない。

 餅は餅屋の原則を守りながら、必要最低限のリーダーシップだけはきっちりと発揮する。

 それが一流。

 アホの管ガンスが、内閣発足前にイギリスに行って政治主導について学んで来たとしたり顔で語っていた訳だけれど、イギリス社会の惨状を見れば、政治主導なんていう餅の事を1ミリも分からない人間が餅屋に適当な指示を出して餅を作らせるのがどれだけイカれた行為なのか、直ぐに分かる事。

 政治主導なんてのは、官僚という道具を上手く使いこなせない見習い坊主が、手前が出来ないのを「この道具が悪いからボクの力が発揮出来ないんだ」と駄々を捏ねているに過ぎない。

 これが実例。

厳しくなった厚労相、省内は緊張・反発も

 長妻厚生労働相が最近、部下である厚労省の官僚に厳しくあたる場面が目立っている。

 就任当初は官僚の説明を聞き、理解するのに懸命で、その慎重さから「ミスター検討中」とやゆされていたが、省内では、「野党時代に得意とした官僚バッシングが復活した」とピリピリした空気が漂っている。

 「皆さんは説明能力が低すぎる。私は大臣として恥ずかしい」

 長妻氏は16日、厚労省の局長らを急きょ集めると、厳しく言い放った。12、13日に行われた行政刷新会議の「事業仕分け」で局長らが「説得力のある回答が全くできていない」と不満を爆発させたのだ。局長らの意識を引き締めるため、毎週月曜日に幹部による朝礼を開くことを命じた。

 また、民主党がマニフェスト(政権公約)に掲げた「待機児童ゼロ」達成までの期間を大幅に短縮するよう指示した際、難色を示した担当局長に対し、部下の前で「もういい。あなたにはやらせない」とどなりつけることもあった。

 大臣室には、省に寄せられた苦情の電話やメールの内容をまとめた分厚いファイルが積み上げられている。「民間ではお客様の声は宝だ」と語る長妻氏は、こうした苦情への回答を命じ、苦情の内容によっては、謝罪文も出させている。

 これに対し、同省のある幹部は「大臣は、メールを世論と勘違いしている。本来の仕事以外の業務が増え、省が推進するワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を実行できているのは、夜早めに帰宅する大臣だけだ」と嘆く。中には「業務上のストレスを部下にぶつけている」と露骨に反発する向きもあり、政府内でも、「省内ばかりたたいていては、官僚との溝が深まり、政策実現の上で逆効果になりかねない」と心配する声も出ている。

(2009年11月28日 読売新聞)

 手前の能力の無さも自覚出来ず、道具に責任を擦り付けて喚き散らす我が儘坊主に、どんな御大層な道具を与えてやったところで、何一つ成し遂げる事なんざ出来はしない。

 結局、痴民党もミンス党も、そしてみんなの党(笑)も、「官僚政治の打破」だの「政治主導」だのと曰う輩は、右から左まで全部、手前の能力の無さを役人、官僚に擦り付けているだけだという事実に気付かないといけない。

 これまた、言葉を表面的にしか受け取れない絶望的なアホの為に付言しておくと、別に、官僚に一切の罪が無いと言っている訳じゃあないから。

 そういうものを針小棒大に取り上げて民衆をアジテートし、手前の失政を誤魔化し揉み消そうとする薄穢い下衆に騙されるな、と言っているだけだから。

 というか、一部の突出したアホの為に、一々こんな当たり前の事を付け足すのも面倒くさくなってきたので、誰か、アホをここから遠ざけるいい方法を教えて下さい、いや、本当に。

 話を戻して、もういい加減、何でもかんでも官僚の所為にしていればそれで済む、という風潮は、本気で終わらせないといけない。

 そうして辿り着いたのが、スパコンの予算削減に漢方の保険適用除外だ。

 これは、無能のミンスだからというのも勿論あるが、それ以前に、政治主導なんていう代物の限界がこの程度なのだ。

 トーシローの考えた「ぼくのかんがえたさいきょうのもち」が、餅屋が作った餅を絶対的に超えるなんていう事は、そのトーシローが余程の突出した天才でもない限り、あり得ない話なのだといい加減に気付け。

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