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トップ医療崩壊 → これぞ基地外、中医協

これぞ基地外、中医協
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自エンド

 ここ暫く書いてなかったんですが、久々の医療行政関係です。

5分未満の問診無料に、診療報酬改定で中医協

 厚生労働相の諮問機関の中央社会保険医療協議会(中医協)は1日、問診や病状説明を対象にした診療報酬について、所要時間が5分未満なら無料とすることを決めた。今年4月から実施する。これで年200億円程度の診療報酬が削減できる見通しで、患者の自己負担もその分はなくなる。このほか一手術当たりの定額報酬を試行的に導入し、医療費の抑制を狙う。

 焦点となっていた2回目以降の診察にかかる再診料は開業医向けを据え置き、病院勤務医向けを小幅に引き上げることを決定済み。1日にそれ以外の論点もほぼ合意に達したことで、2008年度の診療報酬改定の大枠が固まった。中医協は2月中旬に舛添要一厚労相に答申する。

(2008年02月02日 日経新聞)

 いや、まあ、阿呆だ阿呆だとは思っていた訳ですが、正直、これ程までに物事をミクロの単位でしか考えられない脳味噌アヒャな人間がこの世に存在するとは、流石に驚きを禁じ得ないところです。

 確かに、これなら、医療費の抑制という目的は大きく達成出来るでしょうね。

 その代わりに、大きなところから小さなところまで、かなりの強い営業力を持っている市立病院以外の病院は、軒並み潰れていく事になるでしょうけど。

 これで、所謂「3時間待ち5分診療」の内の「5分診療」の方は解決されるでしょうが、待ち時間の方は、「3時間待ち」どころか「1日待ち」、下手をすれば「1ヶ月待ち」とかが日常風景になる事でしょう。

 しかし、何故にこの連中は、「何故に3時間待ち5分診療などという事が起こるのだろう」という点に思いを致さず、極めて表面的な、薄っぺらい事この上無い、馬鹿を絵に描いたような対処法、「診療時間が5分未満なら診療報酬無料」などという対処法しか思い付けないのでしょうか。

 何故にそんな事が起こるかと言えば、単純に医者の数が足りていないからである事は、阿呆でも分かります。

 では、何故に医師数が足りないのかと言えば、厚労省による長年の医師数抑制政策の成果。

 それに加えて、カイカク真理教信者によるザイゲン病ウイルスの拡散によって近年ますます酷くなっている医療費削減政策によって、病院側としても、必要十分なだけの医師を確保する事が出来ないというのがあります。

 更には、その狂った医療費削減政策によって、例え無理矢理にでも患者の数をこなせなければ、病院側の経営が全く成り立たないという事も挙げられます。

 要するに、この部分こそが「3時間待ち5分診療」の根本的な原因な訳で、これを改善する方向に持っていかない限り、物事が根本から解決するには決して至りはしないと言えます。

 にも関らず、今回のような、事象の表層部だけしか見ない、見えない阿呆極まりない対策を実行すればどういう悲惨な結末が待っているのか、毎週日曜にウインズで予想が外れて黄昏れているオッチャンでも簡単に予測出来る事でしょう。

 「5分間診療では診療費が出ない為、診療時間を例え無理矢理に、本当に5分で十分な患者に対してまで伸ばす→1人あたりの診療時間が伸びるという事は当然、その他の患者の待ち時間も伸びていく事となる→今まででも十分に長かった待ち時間が更に長くなる」と。

 更に加えて、「病院側としても、1人あたりの診療時間が長くなるだけ、診療出来る患者の絶対数が減少し、ただでさえ苦しかった経営が更に悪化する→また、それによって、ただでさえ劣悪だった医師の労働環境は更に悪化し、職場を離れる医師の数が更に激増する→それによって、病院側が診療出来る患者の数は減少するとともに、経営状態は更に悪化する→当然の如く、病院は次々と倒産する→待ち時間は更に伸びる」と。

 私のようなドシロウトが考えても簡単に分かるような事が、何故に有識者の集まりの筈の中医協の人達に分からんのでしょうかね。

 と言うか、分かってない筈が無い訳で、この連中は、分かっていてそれでも、均衡財政とやらの為に、プライマリーバランスの回復とやらの為に、わざと、それを狙って敢えてやっている、と見るべきでしょう。

 それが、自公政権という反日カルトの方向性だという事を、国民はそろそろ理解すべきです。

 最後に、日本福祉大助教授である近藤克則氏の論文より、この問題を考えるのには勿論、カイカクというものを考えるのに参考になる部分を引用します。

保守党の「内部市場」による競争重視の改革

 イギリスの医療改革の大きな節目は2つある。サッチャーらの保守党により行われた1991年改革と,ブレアが率いるニューレイバー(新しい労働党)が政権に返り咲いた1997年以降の改革である。

 保守党は「医療費を抑制したままでも,競争を重視すれば医療の質は上がる」という信念のもとに改革を進めた。公的な医療保障制度という外部構造はそのままに,その内部に市場を形成した。それまで一体であった医療サービスの「買い手」(予算をたて費用を支払う側)と「売り手」(医療サービスを提供する側)を分離し,さらに病院間に「競争」を持ち込んだ。また,民間資金と経営手法を使って病院など社会資本を整備していくPFIも導入した。

 これらの改革で,「競争」や「民間の手法」を注入すれば,医療費をさほど拡大しなくても,効率化が進み,医療の質は高くなるはずであった。

「第3世界並み」の危機的状況

 しかし,実際にはそうはならなかった。象徴は,待機者リスト問題である。

 待機期間の長さは半端ではない。ブレア政権のもとで「新しいNHS計画(連載第4回で紹介する)」に掲げられた目標の高さ(低さ?)が,現状の深刻さを雄弁に語ってくれる。日本の病院医療は,「3時間待ちの3分診療」と批判されているが,イギリスでは救急部門の最大待機時間を4時間にすること,病院外来患者の予約の最大待機期間を3か月にすることが目標である。目標がこの水準ということは,現状はさらにひどいわけである。総選挙のマニフェストで掲げた公約である「待機者リストを10万人分減らす」という数値目標を,「超過達成した」とブレアは成果を強調した。しかし,残っている待機者リストは,まだ約100万人分もあった。その中には,がんと診断されて手術を待っていた患者が,他の緊急手術のために手術を4回も延期され,その間に手遅れになってしまった例もある。その他,インフルエンザが流行すれば,ベッド不足で廊下で3日も待たされるなど,まさに危機的状況であり,「イギリスの病棟医療は第三世界並」というのにもうなずける。

医療荒廃の原因

 かつて国民に「揺りかごから墓場まで」安心を保障する福祉国家の医療保障制度として名を馳せたNHSが疲弊した理由は,以下の4点である。

 第1は,長期化した低医療費政策のつけである。イギリスのGDP(国内総生産)に占める医療費の割合は,日本と並んで7%台と,先進7か国の中では最低。アメリカのおよそ半分,他のヨーロッパ先進諸国よりも25%前後低いのである。これが続けば,やがて供給量不足や質の低下に陥っても不思議でない。職員,例えば看護師の給与は他業種の(同等の学歴の女性)給与と比べ約3分の2という低い水準だったからである。第2の理由は,NHSの組織が巨大化・官僚化したことである。単一雇用者としては,ヨーロッパで最大の規模であり,職員数は,百万人弱。常勤換算でも,78万人に上る。第3に,繰り返される制度改革による混乱,paper workなど新たな負担の増大である。

 そして第4に,これらが相まって職員の士気の低下を招いていることである。

 NHSが危機的状況であることは,誰の目にも明らかであり,総選挙においても,医療政策は国民の最大の関心事であった。だから97年にブレアらが政権につくと,ただちにNHS改革に乗り出したのである。

(医学書院 短期集中連載「「医療費抑制の時代」を超えて 」より)

 英国と我が国の惨状は、本当によく似ていますよ。

 狂ったカイカク真理教信者の蛮行により、市場の、そして社会の暴走を止める為の安全弁を完全にぶっ壊され、国民生活は跡形も無い程に破壊された挙句、一部の金融商人達による投機マネーの行き交いだけが異常な程に活性化し、そしてそれを「景気回復」だの「好景気」だのと呼んでいる、呼んでいたところなんか、特にね。

 ウヨクはよく、「医療政策が選挙の争点になったり、「生活が第一」と連呼する政党が躍進するような政治は間違っている」などと偉そうに語っている訳ですが、それは、ある意味では正解ですよ。

 そうなる前に、医療や生活を打ち毀そうとする国賊どもを、国政の場より駆逐せねばならん訳です。

 そして、民主主義とは、色々と問題こそあるものの、現状では唯一、我々自身の手によってそれをする事が可能な政体である事を、日本国民はもっと強く自覚する必要があります。

 それが出来ないのなら、民主主義政体を布いている意味なんざ、殆ど無いと言えるでしょう。
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南京の真実

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「開業医再診料、引き下げ断念 医師会の反発受け 厚労省」(朝日新聞20年1月31日)
http://www.asahi.com/life/update/0129/TKY200801290410.html
この記事を見て、医師の報酬が守られたと思っていたのですが、もしかしてこの診療報酬改定への意趣返しなのかしら。
だとしたら、なんと腹の黒く底意地の悪い官僚なのか。

しかし日経の「今年4月から実施する。」という記者の意識が気に入りません。記事の内容は答申書の内容が決まっただけで実施が決定されていないのに、この記者は決め付けています。このカイカク信者はそうなって欲しいのでしょうね。
まったく腹黒官僚と一緒になって医者を虐めるとは厭なものだ。
2008/02/02(土) | URL | minase #-[ 編集]
 医療は医師だけではなく、いろいろなスタッフがチームになって行うものですから、こんなのが導入されたら、スタッフ全体に負担がかかる、ということをこの糞死悶会議は分かってないんでしょうね。
 
 minaseさんのレスの通り、日本不経済新聞は、願望で記事を書いているようです。この、医療が荒廃してくれたらうれしく思っているであろう奇痴害新聞社が、「日経メディカル」なんていう医学雑誌を出しています。ギャグでやってるんですか?
2008/02/03(日) | URL | 北之茂良助 #0OF0GxPA[ 編集]
>もしかしてこの診療報酬改定への意趣返しなのかしら。

結局のところ、上っ面だけで聞こえのいい事をしながら、裏でこういう事を進めるというのが、カイカク真理教の手法だという事ですね。

農家に対するバラマキ風な政策にしても、あれでは十分な効果が無い事を重々承知していながら、一時的にでも反対者を黙らせておき、その間に国内農家絶滅計画を進めている訳ですから。

>この記者は決め付けています。

と言うよりも、カイカク真理教の中では、決定事項だったと見るべきでしょうね。

再診料の引き下げ云々は、こちらに目をいかせない為の囮だった、と。

長期的に見れば、こちらの方が医療費の削減には絶大な効果がある事は明白ですから。
2008/02/03(日) | URL | 浪人 #W3U1vwxw[ 編集]
>糞死悶会議は分かってないんでしょうね。

いえ、恐らく分かっていてやっているのでしょう。

これは、政策の失敗なのでは無く、連中の立場からすれば、成功なのですよ。

これは、医療の質を高めるとか、そういう目的の為に行われているのでは無く、純粋にジェノサイドな訳です。

国内の医療従事者を徹底的に殲滅した後、荒地となったところに外国人医師とやらを迎え入れ、新たな「ビジネス」を確立するという、狂った計画の第一段階です。

>ギャグでやってるんですか?

いえ、ギャグでは無く、新たなビジネスだと見做している、という事でしょうね。

今、カイカク真理教が進めているキセーカンワが全て完了すれば、途轍も無い超巨大市場が生まれる訳ですから。
2008/02/03(日) | URL | 浪人 #W3U1vwxw[ 編集]
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