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自由と責任
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風刺漫画問題批判「イスラム首脳会議で拡大」 米NYタイムズ紙

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は9日、サウジアラビアのイスラム教聖地メッカで昨年12月に開かれたイスラム諸国会議機構(OIC)特別首脳会議が、イスラム教預言者ムハンマドの風刺漫画問題の拡大を決定付けた「転機」だったと報じた。

 デンマーク紙がムハンマドの漫画を掲載したのは昨年9月。同国のイスラム教徒の怒りが、今年になってイスラム圏全体に広がっていく過程とその政治的背景が明らかになってきた。

 デンマークのイスラム教徒は昨年10月、同国首相府やアラブ諸国大使らに働き掛けを開始。問題を訴えるため、風刺漫画を含む冊子も作成した。12月以降はエジプトやレバノン、シリアで、宗教指導者やムーサ・アラブ連盟事務局長と会談、事情を説明した。

 ロビー活動が奏功し、エジプトのアブルゲイト外相は冊子をOIC首脳会議に持参。同会議は「ムハンマドの冒とく」を批判し、「表現の自由は言い訳にならない」とする文書を採択。この後、イランやシリアなどの国営メディアで問題が大きく扱われるようになったという。

 同紙は、問題拡大の背景に(1)欧米諸国の民主化要求を弱める(2)イスラム教尊重を打ち出し、台頭するイスラム原理主義勢力に付け入るすきを与えない―といったアラブ諸国政府の思惑があったとする識者の談話も伝えた。
(02/10 10:56 産経新聞)

 今回の一件に関しては、デンマーク紙及び風刺画を転載した全ての報道機関に、言い訳の余地はないと私は考えています。

 「表現の自由」は守られるべきではありますが、そこには責任節度というものを持って望み、他者を傷つけぬよう配慮するという、自制心が伴わなければならないと思われます。

 イスラム教において偉大なる預言者であるムハンマドを、まるでテロリストであるかのように描けば、イスラム教を信仰する人々が如何なる感情を抱くかという事くらい、まともな理性を持つ人間であれば分からぬはずがありません。

 もちろん、だからといって暴力に訴えかける事が許されるとは思いませんが、少なくとも彼らイスラム教徒をここまで追い込んだ欧米社会は、彼らに謝罪の意を示すべきであると思われます。

 「自由」とは「責任」の元でのみ成り立つ概念であり、今回のように「無責任」に他者を冒涜した行為を行えば、このような結果に繋がる事は当然であると思えます。

 欧米報道機関は、今回の事件を「表現の自由」だなどと言ってはいますが、例えばイスラムの新聞においてキリストを冒涜するような風刺画が大々的に掲載され、それを各国の新聞が面白がって転載して行った時、「表現の自由」だなどと笑っていられるのでしょうか。

 恐らく暴力的な行動は起こさないまでも、それなりの抗議行動は必ず起こすはずです。

 日本にも皇族の方に対して「黙れ」などと、無礼な言をはいた新聞紙がありましたが、人という生き物は、誰もが汚されたくないものを持って生きています。

 暴力とは肉体的なものだけでなく、言論表現による精神への攻撃も含まれていることを、報道に携わる人間は自覚するべであります。

 彼らイスラム教徒にとって、アラーの神は絶対であり、その教えを伝えたムハンマドが神聖な存在であることなど、異教徒であったとしても、知らぬはずがありません。

 それを承知の上で、ムハンマドを冒涜した風刺画を掲載したのならば、デンマーク紙の編集者、そして風刺画を描いた画家は、イスラム教徒に対して攻撃をしかけたと取られても当然であると思われます。

 報道に携わる人間は自らの言論表現に自己の生命を賭けるくらいの、責任感はもつべきであると私は考えます。

 それが出来ないのであれば早々に職を辞し、極力責任の小さな仕事に就くべきです。

 自己の言動に責任を持てない人間が、報道などという極めて社会に影響力を持つ職務に就くことは、今回のように社会に多大なる混乱をもたらし、結局は「自由」というものの幅を狭めてしまうという結果にしか繋がりません。

 今回のこの事件を教訓に日本報道機関も、自分達がいかに重い職責を背負っているかを自覚し、国民はもちろんのこと、世界に暮らす人々に配慮の心自制心というものをきちんと持って、職務にあたっていただきたいと思います。

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