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トップ経済 → 株式市場に関する私的所感

株式市場に関する私的所感
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 堀江氏逮捕による一連のライブドア騒動の中、株式市場に関する否定的な意見を発言される、学者や著名人を数多くお見受けします。

 彼らの多くは堀江氏脱法行為倫理観の無さなどから、そのような存在を許した株式市場そのものに、疑問を呈する声を上げておられるようです。

 確かに堀江氏は、その著書や発言からも倫理観のない事は明白であり、況して法を犯す故意をしたとあっては、批難されて然るべきであると思います。

 しかし、だからといって株式市場そのものの存在を否定するのは、あまりにも稚拙な論であるとは言えないでしょうか。

 米国的な弱肉強食格差社会は、私とて望むところではありませんし、倫理なき投機家の目に余る行為には、怒りをおぼえるものではあります。

 ですが、株式市場イコール市場原理主義ではありませんし、問題は多々あるにしても、現状において市場というものの存在が、社会において必要であるということは、言うまでもありません。

 本来株式とは投資です。

 自分が見込んだ企業に対して投資し、その企業が儲かれば投資家の元に利益が還元されるという仕組みです。

 市場株式が公開され、業績が伸びていたり、独自の技術を持ち将来性が期待されたりすることにより、その企業株式に価値がつき、資産益が発生する訳です。

 多くの方々が、株主をこの資産益を狙って、安く買い高く売るという行為を繰り返す、所謂ハゲタカのように捉えておられるようですが、それは違います。

 株主とは本来、見込みがあると思われる企業に対し、自らの資本を預けて運営して利益を上げてもらい、その中から配当として、株主利益を享受するものであるはずなのです。

 本来、株式市場の基本は長期で行うはずのものなのです。

 だからと言って、投資は良くて投機はいけないと言っているわけではありません。

 多数の人間が売り買いに参加している市場において、投資投機を見分けることなど、実質上不可能であると思えます。

 それに短期売買の投機家の存在によって、市場が活性化するということも、一面の真理と言えますし、そもそも開放されている市場をどのように使おうと、それこそ個人の自由です。

 たまたま堀江氏のような人間が現れたからといって、投機はあまり品の良くない行為であるから、市場の存在は良くないものだとすれば、それこそ共産主義の発露と言えるでしょう。

 市場を否定すれば、企業は容易に資金を集めることが出来なくなり、資本国家に集中し、国営以外には大企業なるものが存在しないという事態へと繋がりかねません。

 そもそも何故、日本市場投機家が多く存在し、市場賭場と化しているかと言えば、日本企業の多くが配当をかなり低めにおさえて来たことにあります。

 つまり資本投資する事により、投資家が得られる利益があまりにも低すぎるということが、市場から投資家を遠ざけ、市場における利益価値が資本益によるものしか見受けられなり、市場投機家ばかりが跋扈するという事態を生んでいると思われます。

 私は某ファンド会社の社長ではありませんので、株主価値を上げろとうるさく言うつもりは毛頭ありませんが、市場をまともにしたいのであれば、もう少しくらいは、企業も考えるべきではないかと思います。

 また市場における法整備の不備を指摘する声も多く聞かれます。

 確かに現在の市場におけるは、お世辞にもきちんとしているとは言い難いものです。

 もう少しくらいは、をきちんと整えた方がいいことは言うまでもありませんが、あまりにも市場を縛り過ぎる事は、市場の活性のためにも、それに左右される景気のためにも、あまり良いとは思えません。

 法整備は無論するべきではありますが、それ以上に必要なことは、倫理道徳の徹底ではないかと思うのです。

 倫理道徳を叫ぶことは法整備とは違い、すぐに効果の現れるものではありません。

 しかしというものは、所詮人間の作るものであり、どんなに頑張っても、必ず抜け穴というものが出来てしまうということは否定できないことです。

 しかし倫理道徳の徹底は、人間の根本にあるものを鍛える訳ですから、不備があるとかないとかには左右されません。

 結局のところ、これだけ長々と駄文を連ねてまで私の言いたいことは、教育において倫理道徳を徹底することが、市場の再生への最も近道であり、それは日本というの再生にも繋がると思うということなのです。

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