FC2ブログ

 
或る浪人の手記

人気blogランキング にほんブログ村 政治ブログへ FC2ランキングへ ヲシテ町へ
べ、別にあんたのために書いてるんじゃないんだからね!ま、まあ、どうしてもって言うなら、ちょっとだけ読んでいってもいいけど…なツンデレ系時事ブログ
ブックマークに追加する
最新の記事

      全ての記事を表示する

トップDQN → Agitator

Agitator
人気blogランキングへにほんブログ村 政治ブログへFC2ランキングへ

硬直した日本には「椅子の奪い合い」が足りない

雇用流動化の話をすると、たまに、

「それでは椅子の奪い合いになるだけではないか」
というような人がいる。いや、そうなんですよ、日本人同士、椅子の奪い合いをさせるのが目的なんですけど、何か問題でも? 今の日本に絶対的に足りないものは、バラマキでも規制強化でもなく、椅子の奪い合いなのだ。

「日本式の方が人に優しい」とは言い切れない
たとえば米国では、不況になると逆に労働生産性は上昇する。理由は簡単で、不採算事業を整理するため、全体の生産性は上昇するわけだ。当然、リストラされる労働者も出るが、彼らは新しい職を得るために奮起し、また新たな競争を始めることになる。

この一連の流れこそが経済に新陳代謝をもたらし、経済成長をもたらすものだ。

一方の日本では、正規雇用の規制が強すぎて、こういった新陳代謝はなかなか進まない。大企業なんて、過去10年以上一度として黒字化してないし今後もしないであろう事業部がゴロゴロしている。本音ではみんな無理だとわかっていても、手の着けようがないから抱え込んでいるわけだ。中には、惰性で新人の配属なんてやっているところもあるから恐ろしい。

当然、ツケはみんなで少しずつ負担することになる。ボーナスや昇給がじわじわ抑制されるから消費も落ち込むし、設備投資も抑えられるから中長期の業績も伸び悩む。こちらは誰かを切り捨てるかわりに、皆で痛みを分かち合っていると言えなくもない。

なんてことをいうと、

「みなで分かち合う方がいいに決まってるわ!!」
と思う人もいるだろうが、ちょっと待ってほしい。実は、(1年以上失業している)長期失業者の割合は、日本の方がアメリカの3倍も高いのだ。

こうなってしまう理由は明らかで、要するに労働市場が硬直的だと新しい求人も増えないから、一度レールから落ちてしまうと徹底的に排除されてしまうわけだ。

そう考えると、必ずしも日本式の方が人に優しいとは言い切れない。むしろ本当の弱者にだけ負担を押し付けて、そこそこ以上に貰っている連中は知らんぷりしているだけとも言える。

「失われた15年」を記録更新し続ける気か
さて、この両社会、他にも決定的な違いが一つある。どちらも、歯を食いしばって頑張っている人はいる。でも、その中身は全然違う。アメリカの場合は職を得ようという頑張りであり、ゴールは再就職というとても前向きなものだ。

一方、日本のそれは、

「嵐が過ぎ去るまで皆で我慢しよう」
という他人任せの風頼みであり、それ自体は明らかに非生産的なものだ。

いや、不況という嵐が一時的なものなら、それも悪くはないだろう。だがもし、それがずっと続いたとしたらどうだろう。

少なくともこの十数年間は、ずっとそんな感じで我慢比べを続けたあげく、90年代前半よりもずっと状況は悪くなってしまった。逃げ延びることが出来たのは50代以上の中高年正社員だけで、元祖ロスジェネはもう30代半ばである。

失われた15年を教訓とするか。それとも、失われた20年、30年と記録更新し続けるか。そろそろ日本人全体が広い視野を持つべき時が来ているのではないか。

「課長になる方法を教えてください」
なんて人は多いけど、乗っている船が沈んじゃったら意味無いからね。

城 繁幸

(2010年05月25日 J-CAST)

 城のおっさんを始めとして、雇用の流動化を訴えるヤツは多い訳なんだけれど、その為の必要最低条件とも言える「セーフティネットの拡充」を同時に訴えるヤツというのは、何故か皆無に等しい。

 例えば、城のオッサンを始めとするアホが大好きなダメリカは、確かに、日本よりも雇用の流動性が激しい訳ではあるのだが、日本よりもずっと失業者支援が充実しているし、日本よりもずっと生活保護が受けやすい。

 そして何よりなんだけれど、新卒信仰という変な宗教に入っていない、企業が。

 今の日本で、解雇規制だけを緩和なんざしたら、自殺者数が一気に三倍程度まで跳ね上がる。

 まあ、城のオッサンなんかは、そんな事は分かった上で、パトロンの為に毎度毎度、西で東で「解雇規制緩和万歳」「雇用の流動化万歳」ってやってるんだろうけど、本当にうざったい野郎だよ。

 雇用の流動化を考えるならば、セーフティネットの拡充も同時に考えないとダメ。

 セーフティネットの拡充の無しに雇用の流動化を進めようとすればどうなるのか、それに関しては、小泉&ケケ中という稀代の気狂いコンビが既に実証している。

 日本人は、もう二度と、この手の「船が沈む詐欺」に騙されないようにしないといけない。

人気ブログランキングへ←大地よ、海よ、そして生きているすべてのみんな…このオラにほんのちょっとずつだけ元気を分けてくれ…!!!
にほんブログ村 政治ブログへ←オラと地球の元気玉をくらわせてやる!!
FC2ランキングへ←おめえ頑張ったよ…よく頑張った…たったひとりで…今度はいいヤツに生まれ変われよ…一対一で勝負してえ…待っているからな…オラももっともっと腕をあげて…またな!
woshitecityへ←そうだ、ヲシテ町行こう。

労働ダンピング―雇用の多様化の果てに (岩波新書)
中野 麻美
岩波書店
売り上げランキング: 114023
おすすめ度の平均: 4.5
3 労働者全般が共有すべき知識であるが、インパクトに欠ける。
4 労働者本意の働き方を求めたい
5 これは読まないとまずいでしょう
3 現状レポートとしては良い
5 規制緩和の成れの果て・・・実感のない好景気

ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る (宝島社新書)
門倉 貴史
宝島社
売り上げランキング: 80970
おすすめ度の平均: 4.5
5 今読んでも新しい
5 不可抗力
4 「個人の努力」だけでは解決しない!
4 ワーキングプアは進行中の深刻な問題!
4 ワーキングプアの現状と門倉氏の提言


PR情報
3ヶ月基本料金0円!ドメイン取得料金0円!Speever
まずはここで無料見積!比べて選ぶ弁護士費用の一括見積!
スポンサーサイト


南京の真実

ブックマークに追加する
足りないのは椅子の奪い合いじゃなくて絶対数だろ・・・。
2010/05/28(金) | URL | まどろみ猫 #-[ 編集]
URL
コメント
パスワード
秘密
管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバックURLはこちら
http://restororation.blog37.fc2.com/tb.php/2056-b79dce7f