FC2ブログ

 
或る浪人の手記

人気blogランキング にほんブログ村 政治ブログへ FC2ランキングへ ヲシテ町へ
べ、別にあんたのために書いてるんじゃないんだからね!ま、まあ、どうしてもって言うなら、ちょっとだけ読んでいってもいいけど…なツンデレ系時事ブログ
ブックマークに追加する
最新の記事

      全ての記事を表示する

トップ経済 → 螺旋

螺旋
人気blogランキングへにほんブログ村 政治ブログへFC2ランキングへ

『派遣』続く生活不安 直接雇用後『雇い止め』も

 派遣労働者の不安定な状況が続く。2008年秋のリーマン・ショック以降に相次いだ「派遣切り」を受け、製造業派遣の原則禁止などを盛り込んだ労働者派遣法改正案は、先の国会で成立に至らず継続審議に。規制緩和から強化に転じる改正の議論は先送りされ、労働者の思いは置き去りにされている。 (福沢英里、竹上順子)

 「派遣で働いた五年七カ月は時間の無駄でした」。昨年三月まで、派遣社員として大手電気機器メーカーに勤めていた三重県四日市市の男性(29)は、悔しさをぶつける。

 飲食店の雇われ店長などを経て二〇〇三年八月、メーカーの工場で働き始めた。高温のプレス機を使い、部品を成形する仕事。作業は多岐にわたり、必死で技術を覚えた。

 仕事を任され、やりがいを感じるように。事務職で派遣から正社員になった人がいると聞き「頑張れば自分も」と張り切った。だが昨年二月「派遣先の業績が悪化した」と解雇を言い渡された。男性は制限期間を超える派遣などの違反があったとして直接雇用を求め提訴。昼間は職業訓練、夜は居酒屋でアルバイトの生活を送る。

 岐阜県の工作機械工場で働いていた男性(40)が派遣切りされたのも昨年三月。派遣会社に「機械加工の技術が身に付く」と誘われ四年前、地元の九州を出た。だが作業は雑用ばかり。工場で中途採用の正社員のさまつな指導係も担わされ、機械加工の実務は全く学べなかった。

 「派遣された自分と正社員とでは、扱われ方が違う」と現実を思い知った。「派遣は使い捨て。派遣会社と派遣先がもうけるだけ」と言い切る。

 派遣問題に詳しい名古屋大の和田肇教授は「労働者派遣法が施行された一九八〇年代後半と違い、今は家計の担い手が派遣で働いている」と指摘。「派遣は雇用の調整弁」という企業の考え方を変えないと、失業問題はさらに深刻化すると警告する。

     ◇

 一度、派遣で働き始めると「安定」への道が険しくなる。

 「派遣は現代の身分制度」と語るのは、愛知県の大手通信会社に派遣されている男性(43)。大学卒業後、東証一部上場会社に勤めたが病気で退職。仕事がある時にだけ雇用契約を結ぶ登録型派遣で働き始めた。

 不安定な立場を脱しようとパソコンの資格を取り、派遣会社の契約社員に。だが年収は三百万円に届かず、妻のパート収入を合わせて一家四人が何とか暮らす。「しょせん、派遣は派遣。欧米のように同一価値労働、同一賃金の仕組みにしてほしい」と訴える。

     ◇

 継続審議になった派遣法改正案では、実態は派遣なのに業務請負に見せかける「偽装請負」などの違法行為があった場合、派遣先企業に労働者の直接雇用を義務づける制度が盛り込まれた。だが有期雇用でいいため、「雇い止め」の恐れがある。

 これまでにも、偽装請負を告発して派遣先に直接雇用されたものの、期間工だったため期間満了を理由に雇い止めされた例がある。労働問題に詳しい鷲見賢一郎弁護士は「有期雇用では企業側が簡単に、告発に対する“報復”ができる」と指摘。期間の定めのない雇用契約とするなど正社員との「均等待遇」の保障を求める。

 非正規労働者の相談を受ける東京ユニオンの渡辺秀雄執行委員長は「有期かつ間接雇用の派遣労働は、矛盾の大きい雇用形態。雇用の入り口から規制すべきだ」と訴えている。

(2010年07月02日 中日新聞)

 まあ、分かっていた事ではあるのだけれど、本当に、何の進展もしないね、この問題。

 これだけ、しかも、昨日今日始まった訳じゃあなく、前政権のその前の前くらいからずっと言われている事なのに、未だに、有効な対策の一つも打ち出さずに手を拱いているなんて、無能にも程がある。

 こんなもの、まず、派遣屋のピンハネ率を規制すれば、それだけで、問題の半分は解決する。

 その上で、セーフティネットを拡充すれば、残りも殆ど解決する。

 はっきり言って、これをやらないのは政府の怠慢であり、間接的な殺人、大量無差別殺人だとすら言える。

 ザイゲンが足りないだの、そんな御託はいらない。

 国家の予算とは、国民の幸福・安寧の為にあるのであり、その為に使われないのであれば、最早、民主主義国家における徴税の意義の否定なのだ。

 極めて珍しい、稀にしか起こり得ない事例を持ち出し、それを救わぬのは政府の怠慢だと、そんなトチ狂ったバカサヨクのような事を言うつもりは無いが、明らかに社会のシステムの不備によって出ている犠牲者を救おうともしないのは、国家の機能不全である。

 結局のところ、今までのミンス党政権の動き方を見る限り、ウケを狙って色々と調子のいい事を口走ってはいたものの、本心では、「努力不足」だの「自己責任」だのと喚いているミニマム脳味噌のクソウヨどもと一緒で、この問題を、マクロな社会問題としてではなく、個人のミクロな問題としてしか捉えてなかったのだろう。

 事の重大性を、全く理解していなかったのだろう。

 分かっていたならば、何を置いても、まず一番に取り掛かった筈だ。

 ところで、話は変わるけれど、野党第一党である痴民党は、参院選のマニフェストにおいて、解雇規制の緩和、雇用の流動化を打ち出している。

●自民党政策集 J-ファイル2010

 お分かりだろうか?

 「コレ」が、派遣問題、派遣切り問題に対する、痴民党からの回答だ。

 脳味噌に蛆の湧いている阿呆は、「北欧では雇用の流動化、解雇規制の緩和は進んでいる」などとのたまうが、北欧では、その分、いや、それ以上に、セーフティネット、社会保障が充実しており、失業=死の宣告に等しい日本とでは、全く状況が違う。

 今の日本の状況で、解雇規制の緩和だけを行えばどうなるか、想像するだけで身の毛がよだつ。

 当然だが、痴民党はそんな事は分かった上で、この政策を打ち出している。

 だからこそ、堂々とど真ん中に打ち出すのではなく、こそっと、後ろの方に目立たない形で書き添えている訳だ。

 これが、二大政党制というものが生み出す「成果」の限界。

 国民新党、社民党、共産党、どこも問題が全く無いとは言わないけれど、経済政策や雇用政策、社会福祉政策の一つ一つを見ると、二大政党などよりもずっと、はるかにまともな政策が並んでいる。

 今は未だ、国民新党は与党内にあり、社民党や共産党も一部で選挙協力をしたという過去があるため、多少は、ほんの微小ではあるものの、それらの意見も反映されている訳だが、二大政党制の完成とは、それらの完璧な排除である。

 たった二党が、派遣問題は解決した、と判断すれば、それが民意と判断されて解決扱いされる。

 たった二党が、消費税増税已むなし、と判断すれば、それが民意と判断されて増税される。

 たった二党が、解雇規制の緩和は必要、と判断すれば、それが民意と判断されて実行される。

 「争点がなければ、二大政党制は機能しないのではないか?」と思う人もいるだろうが、それは実に簡単な話で「国旗や国歌」に代表されるイデオロギー的な問題を定期的に打ち上げ、そこで茶番を演じればいいだけ。

 それだけで、バカウヨやバカサヨも煽られ、追随し、見せ掛けだけの対立は成立する。

 その裏で、手を結んで売国政策、日本人弾圧政策を、協力して推し進めればいい訳だ。

 別に、今のミンス党と痴民党が「そういう関係」であるとは断定しない。

 しかし、この問題において、「こういう答え」しか出せない二党による二大政党制の行き着く先なんざ、これとは違う形であったとしても、似たり寄ったりの破滅的なものになるとしか思えない。

人気ブログランキングへ←大地よ、海よ、そして生きているすべてのみんな…このオラにほんのちょっとずつだけ元気を分けてくれ…!!!
にほんブログ村 政治ブログへ←オラと地球の元気玉をくらわせてやる!!
FC2ランキングへ←おめえ頑張ったよ…よく頑張った…たったひとりで…今度はいいヤツに生まれ変われよ…一対一で勝負してえ…待っているからな…オラももっともっと腕をあげて…またな!
woshitecityへ←そうだ、ヲシテ町行こう。

労働ダンピング―雇用の多様化の果てに (岩波新書)
中野 麻美
岩波書店
売り上げランキング: 120831
おすすめ度の平均: 4.5
3 労働者全般が共有すべき知識であるが、インパクトに欠ける。
4 労働者本意の働き方を求めたい
5 これは読まないとまずいでしょう
3 現状レポートとしては良い
5 規制緩和の成れの果て・・・実感のない好景気

ワーキング・プア―アメリカの下層社会

岩波書店
売り上げランキング: 81190
おすすめ度の平均: 4.5
4 愛情不足の連鎖
3 いっき読み出来ない・・・
5 アメリカの実力
5 解決できる問題なのか
5 良書ゆえにいろいろな疑問が喚起されます


PR情報
3ヶ月基本料金0円!ドメイン取得料金0円!Speever
まずはここで無料見積!比べて選ぶ弁護士費用の一括見積!
スポンサーサイト


南京の真実

ブックマークに追加する
「邪」党第一党ですねぇ…。
2010/07/03(土) | URL | ㍾ #-[ 編集]
いつも参考にしております。
また遊びにきます。
ありがとうございます。
2010/07/04(日) | URL | 派遣社員 #-[ 編集]
URL
コメント
パスワード
秘密
管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバックURLはこちら
http://restororation.blog37.fc2.com/tb.php/2094-57ed9aee