FC2ブログ

 
或る浪人の手記

人気blogランキング にほんブログ村 政治ブログへ FC2ランキングへ ヲシテ町へ
べ、別にあんたのために書いてるんじゃないんだからね!ま、まあ、どうしてもって言うなら、ちょっとだけ読んでいってもいいけど…なツンデレ系時事ブログ
ブックマークに追加する
最新の記事

      全ての記事を表示する

トップ政治 → 靖国神社のこれから 2

靖国神社のこれから 2
人気blogランキングへにほんブログ村 政治ブログへFC2ランキングへ

 発表されてより、様々な議論が為されている、麻生氏による靖国神社の国営化を考える私論ですが、やはりと言うか、当然と言うか、靖国神社側はあまり乗り気では無いようです。

靖国神社:麻生外相私案にコメントせず 過去に国営化案

 麻生外相案について、靖国神社は8日、毎日新聞に「麻生外相の考えとして承知しているが、神社としてはコメントは差し控える」と回答した。国家管理に伴う宗教色の緩和には神社側は抵抗感が強いが、戦後の一時期は自民党が主導する形で「国家護持」の法制化に取り組んできた経緯もある。それだけに「神社にとっても無視できない難題」(自民党幹部)との見方も出ている。

 靖国神社を国営の特殊法人化する「靖国神社国家護持法案」の制定について、同党が制定を目指し国会に計5回提出されたが、いずれも廃案になった。特に74年5月、衆院法制局が神社を公的機関にする以上、憲法20条との関係で「宗教性を帯びない性格にする」必要があるとの見解を示してからは、神社側も態度を硬化。75年以降は事実上の立ち消え状態となった。

 麻生私案は同氏に近い中馬弘毅行革担当相が昨年、作成した案が腹案になったとみられている。非宗教法人化したうえで教義に縛られずA級戦犯の分祀を行う点に事実上の主眼がある点で、かつての国家護持法案とは着想が異なる。

 宗教色を薄めることに靖国神社側の抵抗感は依然として強いとみられるが、麻生氏は8日の記者会見で「新しい法人が考えるべきことだが、地鎮祭は宗教的でないという裁判の結論が出ている」と述べ、国営化と一定の祭礼の両立は可能との認識を示した。神社側が公式にどんな見解を今後示すかがポイントとなる。【中田卓二】

(2006年08月09日 毎日新聞)


 国家の為に戦い、命を落とされた英霊が眠る地に、天皇陛下が御親拝される事が出来ないという事実を憂慮した、苦肉の策であると思われる麻生氏による靖国神社の国営化という案ですが、如何に文化的な要素を多分に含んでいるとはいえ、あくまでも神道という宗教の施設である靖国神社としては、現憲法のままで国営化し、無宗教化するという事を。おいそれと受け入れる訳にはいかないという事なのでしょう。

 また、靖国神社の前宮司は、現靖国神社側よりも更に強く、麻生案を含めた靖国神社への政治側からの提案を否定しています。

靖国神社前宮司、非宗教法人化や分祀案を否定

 靖国神社の前宮司の湯沢貞氏は9日、東京都内で行った講演で、靖国神社の非宗教法人化案について、「靖国神社というものが、形無しになり、名前だけというようなことで終わってしまうという心配があり、うかつには乗れない」と述べ、否定的な見解を示した。

 また、日本遺族会会長の古賀誠・元自民党幹事長らが主張しているA級戦犯の分祀(ぶんし)案については、「246万余の御霊(みたま)は大きな一つの座にいらっしゃるわけで、どう考えても無理だ。神社にプラスになるものは一つもない」とし、神道の教学上、不可能との考えを改めて強調した。

(2006年08月09日 読売新聞)


 慰霊という行為そのものが、宗教的行為であるいう点を考えると、246万の御霊を祀る祭式の責任者たる靖国神社としては当然の反応であると言えるものです。

 麻生氏の案にも、国営化の為の第一歩は、靖国神社が任意解散をして、宗教法人格を返却する事だとありますが、これで、この問題は現状の少なくとも暫くは、現状のままで進むという事は確定したと言えるでしょう。

 陛下の御親拝が為されないという問題点が残りはするものの、一日本人としては、何やら安堵の気持ちを感じてしまうものではあります。



 しかし、現状のままであるという事は、陛下の御親拝が今後も為される可能性は低いまま、そしてご遺族が少なくなるにつけ、圧迫されていく靖国神社の財政を如何にするかという問題は、依然として残ったままとなります。

 無宗教化して形骸化してしまう事も、十分に問題点であると言えますが、財政が圧迫されて潰れてしまうなどという事になるのは、それ以上に問題であると感じるものです。

 現状においては、正常な判断を下せている靖国神社側にしても、更なる財政悪化が続き、最早どうにも立ち行かなくなってしまった時、それでも今のような態度を靖国神社側が貫き通せるかどうかは、残念ながら不透明と言わざるを得ないものです。

 最悪の場合、今回の麻生氏による案よりも更に悪条件、つまりは宗教色の完全な撤廃、A級戦犯の分祀、または廃祀、麻生案では文化行事として残せるとしている現在の祭式ですらも無くなるという、最低最悪の形で国営化されてしまうという可能性も生じてくると言えるでしょう。

 先頃、中国共産党の狗である二階俊弘と古賀誠の売国奴の二大巨星が、靖国問題や対中外交において意見を完全に異にする安倍官房長官の総裁選支持を表明したのも、単なる事大や保身では無く、遠くない将来において、靖国神社がそのような状態に追い込まれる事を見越して、そのような条件で靖国神社を国営化する為の布石を打ったのではないかと考えられます。

古賀・二階氏も「安倍支持」、総裁選の優位が確定的に

 9月の自民党総裁選で、丹羽・古賀派代表の古賀誠・元幹事長と二階派会長の二階経済産業相は、安倍官房長官を支持する意向を固めた。

 古賀氏は、安倍氏に近い中川政調会長にこの意向を伝えた。「非安倍」勢力結集の急先鋒(せんぽう)と見られていた古賀氏が、安倍氏支持を固めたことで、丹羽・古賀派の大半が安倍氏支持に回る見通しとなった。二階派も一致して安倍氏を支持する方向だ。

 これにより、安倍氏は党所属国会議員403人のうち190人前後の支持を固め、優位が確定的になった。

 関係者によると、古賀氏は8月初め、中川氏と都内で会談し、「今後3年間は『小沢民主党』との戦いもあり、若い安倍氏をベテラン議員が支える必要がある」と述べ、安倍氏を支持する意向を伝えた。

 また、「ベテラン議員にある疑心暗鬼をなくしていきたい」と語り、急激な世代交代に抵抗感を持つベテラン議員と安倍氏との橋渡し役を務める考えも示したという。

 一方、親中派の二階氏は当初、安倍氏のアジア外交に懸念を示していたが、古賀、中川両氏と緊密に連絡を取る中で、安倍氏支持を固めた。8日に発表した二階派の政策提言は靖国問題に触れず、アジア外交についても今後、党内で議論するとの表現にとどめた。

 中川、古賀、二階の3氏は今月中旬以降に会談し、安倍氏支援を確認する。

 一方、丹羽・古賀派の柳沢伯夫・党税制調査会長、太田誠一・元総務庁長官、伊吹派の中川農相ら各派のベテラン議員10人が8日、都内で安倍氏と会談し、安倍氏支持を明確にした。

 丹羽・古賀派の柳沢氏らが出席したのは、同派のもう一人の代表である丹羽雄哉・元厚相が安倍氏支持を容認しているためだ。

 現時点で安倍氏を支持していると見られる議員の内訳は、森派86人と二階派15人のほぼ全員のほか、丹羽・古賀派48人のうち30人超、無派閥70人のうち30人超、伊吹派32人のうち10人前後が中心。さらに、津島、山崎、高村の各派も数人ずつが支持を明確にしている。

(2006年08月09日 読売新聞)


 残念ながら、自民党の次期総裁は安倍壺売り長官である事は最早確定事項と言えるものであり、これに無碍に逆らって、政界の中枢から離れた場所に追いやられるよりは、自身の主張を押し殺してでも、この次期権力に擦り寄り、政界の中枢に居残り、そして、靖国神社が困窮化するのを待ち、その時、上記したような最悪の条件を以て靖国神社を国営化しようと目論んでいるのではないかと考えられるものです。

 その時には恐らく、安倍政権はその幕を閉じているだろうとは思われますが、仮に安倍政権が存続していたとしても、政権交代をした米民主党政府は、恐らく古賀や二階らの邪悪な陰謀に賛成する事が見越され、媚米派である安倍政権は反対する事も出来ず、古賀や二階らの陰謀は成立してしまう可能性が高いと言えるでしょう。



 この問題を根本より解決に向わせる為には、新たな国立追悼施設、靖国神社の国営化と言った、目先の解決法などでは無く、国家神道の在り方、日本的霊性、そして憲法における政教分離の本来的な意味というものを、政治家は無論の事、我々全ての日本国民が真剣に考えて行かねばならないと言えるものです。

 神道とは単なる一宗教では無く、日本の伝統と文化に根付いたものであり、まして、天皇陛下を象徴としている我が国が、神道を一民間宗教と位置づけている現状はおかしい。

 そして、政教分離とは、国家が国民に対して、何らかの宗教に入る事を強要したり、文化や伝統に根付いていない怪しげな宗教、つまりは創価学会や統一教会のような邪教が政治に介入する事を防ぐ為のものであり、決して、国の伝統や文化に根付いた宗教的な行為に、国が関与する事を禁じたものでは無いという事。

 この二点を考慮に入れれば、その為に為すべき事は、自ずと見えてくるのではないかと感じる次第です。

人気blogランキングへ←人気blogランキングに協力お願いします
にほんブログ村 政治ブログへ←出来ればこちらも協力お願いします
このブログを評価する←このブログを評価する

戦争を知らない人のための靖国問題
上坂 冬子
文藝春秋 (2006/03)

新ゴーマニズム宣言SPECIAL靖國論
小林 よしのり
幻冬舎 (2005/08)
おすすめ度の平均: 3.61
5 目覚めよ政治家!!
4 読みやすい
5 能書きは必要なし


PR情報
産経NetViewは産経新聞の朝刊をパソコン上でご覧いただくサービスです
ブロガー必須のツールが登場!ブログの記事を複数のPINGサイトへ一斉配信

  
テクノラティプロフィール
スポンサーサイト


南京の真実

ブックマークに追加する
麻生氏が私案を発表してから、様々な意見が交わされました。
「絶対に靖国神社に手を出すな」から「政局がらみの発言」やら「媚中派になった」だのいろいろありますが、これらの発言とは違う麻生氏の深い愛国心を私は感じます。
それは、戦死した自衛官の合祀です。
日本を護った英霊の慰霊施設として、永久存続するためには、過去と現在そして未来に唯一の施設が必要です。
現在は、靖国神社と市ヶ谷のメモリアル地区にある殉職自衛官慰霊塔のふたつがあります。
麻生氏の発言はこのふたつの慰霊施設の合体ではないですか?
そして、存続施設は現在の靖国神社と想定されます。
現在のメモリアル地区での行事は政府主催の公的行事が行うことが可能であり、もちろん政治家が公的に訪れることもできます。
しかし、市ヶ谷のメモリアル地区は自衛隊駐屯地の中にあり、訪問には入門許可が必要です。誰でも気軽に追悼できるわけではありません。
この様な現状では、もし自衛官が戦死した場合、日本国を護った英霊ではなく、事故死扱いになります。
このことを考えて麻生氏の私案を読み直すとよく理解出来ます。

 
2006/08/11(金) | URL | 1156 #-[ 編集]
この私案に関しては、反対している方々や、お怒りになっている方々のご意見も、十分に理解出来るものではあるのです。

私自身も、現状のままで靖国神社を国家護持にしてしまう事に、疑問を感じない訳ではありません。

しかし、1156さんが仰っておられる現在の事や、靖国神社の財政状況、更には天皇陛下の御親拝という、恐らく英霊の方々が本当に待ち侘びておられるものの実現という事を考えると、現状では麻生氏のこの私案しか、解決法になりそうなものが無いと思える次第です。

麻生氏の本心が何処にあるかなど、私如きには分かりません。

しかし、軽いノリや、人気取りの為だけに、このような私案を出したわけではないという事は、これまでの経緯や、氏の発言などを考えれば理解出来るところです。

もう少し煮詰める必要はあるものの、基本的にはこの方向で行く以外に、今の日本が取り得る解決法は無いと言わざるを得ないのかも知れません。
2006/08/11(金) | URL | 浪人 #-[ 編集]
URL
コメント
パスワード
秘密
管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバックURLはこちら
http://restororation.blog37.fc2.com/tb.php/450-8a2b2619
佐々淳行 初代内閣安全保障室長 諸君 平成18年4月号 「三国志」をひもといても、中国は古来、諜報、謀略工作活動の実績をもつ強敵である。大軍師、諸葛孔明は、弟子たちから「東夷・南蛮・西戎・北狄のうち、東夷の『倭
2006/08/10(木) | The planet earth
 靖国神社を解体し、もって近代日本の戦争を凡て「侵略戦争」として日本国民の意識に未来永劫にわたり烙印を押すことは、左翼勢力の究極の目標であり、その情報戦は現在進行形である。 その前段階として主要閣僚の靖国神社参拝の阻止、それがかなわない場合、靖国が国民..
靖国神社への思い、靖国神社参拝問題に関する意見等々。こちらに書いてみませんか。
2006/08/11(金) | 共通テーマ