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小沢一郎とその虚像
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 安倍壺三センセーの独走状態により、今一つどころか完全に盛り上がりに欠けている感の否めない自民党総裁選ですが、現状におけるその唯一の対抗馬たる民主党の代表選も、何一つ盛り上がる事も無く小沢氏の再選で決まりの模様です。

小沢民主代表:「格差是正」で安倍氏と対立軸 基本政策

 民主党小沢一郎代表が11日に発表した基本政策は「格差是正」をテーマに内政問題に重点を置き、逆に安全保障や憲法問題では踏み込んだ言及を避けたのが特徴だ。来夏の参院選で勝敗のカギを握る「1人区」へのアピールを意識する一方、参院選を前に党内対立を生みかねないテーマは慎重に扱う意図がうかがえる。政策以上に参院選勝利にかける小沢氏の「一点張り」戦略が、基本政策にも表れた形だ。【尾中香尚里、須藤孝】

 ●対立軸

 「小泉政権でセーフティーネットが作られないまま、規制緩和で自由の要素を強調したことが格差問題になっている」。記者会見で小沢氏は小泉政権の負の遺産が「格差の拡大」にあると強調した。次期首相就任が確実視される安倍晋三官房長官の「再チャレンジ」を意識し、格差問題を対立軸に打ち出した形だ。

 小沢氏は基本政策の六つの柱のうち、四つを内政問題にあてた。冒頭に掲げた教育政策で奨学金制度の拡充を盛り込んだのは、親の経済力の差が子供の学力格差につながっているとの指摘を踏まえたもの。雇用政策では「野放図な非正規雇用の増加が社会の二極化を招いている」として、「非正規雇用から正規雇用への転換促進」などをうたった。農業政策では、大規模農家に限った所得補償をうたう政府に対し、自給率向上などの立場から、所得補償の対象を中小農家に広げる考えを示した。

 いずれも、小泉改革で負の影響を受けた層がターゲット。重点課題の選定にも、参院選の「1人区」対策が色濃くにじみ出た。

 ●党内融和

 格差問題に比べると、憲法・安保問題での記述はやや淡泊だった。

 基本政策は自衛権について「個別的であれ集団的であれ、わが国が急迫不正の侵害を受けた場合に限って行使する」と記述。国連の要請に基づく平和活動への積極参加をうたったが、この場合に部隊は国連の指揮下に入るため、「国権の発動たる戦争」を禁じた憲法9条違反には当たらない、という論法だ。

 注目されるのは、小沢氏の持論「国連待機部隊」構想に言及がなかったこと。小沢氏は会見で「問題なのは憲法の判断。内外の人たちに誤解されないためには(自衛隊とは)別組織を作った方が良い」と述べたが、持論を封じた背景には、参院選勝利に向け党内の結束を保つため、対立を招きかねないテーマへの深入りを避ける狙いがあるようだ。

 これに対し安倍氏は、「憲法改正」を前面に掲げて自民党総裁選を戦っている。民主党の弱点と見越した上での戦略とみられる。憲法問題で民主党に攻め込む「安倍自民」をどう受け止め、「内政」での逆襲に転じられるかが問われそうだ。

(2006年09月11日 毎日新聞)


 腐っても鯛とでも言ったところか、全文に目を通した訳ではありませんが、この基本政策を読む限りでは、抽象的かつ意味不明な安倍氏の政権構想よりかは、遙かにマシと思える内容となっています。

 特にセーフティネットの必要性に関しては私も同意するところで、これをきちんと敷かずして再チャレンジなどと言ったものを叫んだところで、本当にどん底に墜ちた人間がそこから這い上がるのは、限りなく難しいという事を理解していない壺三センセーよりかは、かなりまともと思えるものです。

 また、雇用対策に関しても、竹中平蔵経済破壊担当大臣による今の方向性をこれ以上推し進めれば、今は良くとも近い将来において、雇用が破綻を来す事は目に見えており、今の内に小沢氏が打ち出しているような方向性にシフトさせる必要があると思えるものです。

 農業政策に関しても、これまでの話を聞く限り、多少見込みが甘いと思える節はありはするものの、食糧自給率を上げるという事は、我が国とって至上命題の一つと言えるものであり、少なくとも意見の一つと出来るものではあると言えるでしょう。

 教育政策に関しては、日教組という教育腐敗の根幹部分、そしてまた、その日教組が蔓延る原因となっている教育基本法に言及していない事は問題ありと言えるものの、小沢氏が指摘している親の経済力により学力格差が出てきているというのも重要な課題の一つと言えるものであり、これを是正しようという意見には賛同出来るものです。

 また、年金の一元化、税制の見直しの点でも賛成出来る部分は多いと言え、少なくとも内政への取り組みという点だけを見れば、頓珍漢を絵に描いたような某官房長官のものよりは、遙かに良い出来だと思えるものです。



 ここで終わっていれば、小沢民主党というものを見直そうという気も多少は起こったのですが、そこは流石の民主党というべきか、まともな事を言っても、その後すぐ、それら全てを台無しにする、素敵な妄言が続きます。

 「個別的であれ集団的であれ、わが国が急迫不正の侵害を受けた場合に限って行使する」

 つまりは、これまで通りに専守防衛に徹すると言っているのでしょうが、小沢氏は一体、防衛と国防の違いをきちんと認識しているのでしょうか。

 恐らくは、先頃、先制攻撃論なるものが浮上した時に吐いた言葉から察するに、今一理解してはいないのでしょうが、防衛に徹するという事は即ち、敵国からの我が国本土への直接的攻撃と見なされるものを受けるまで、口上による停止要求以外は何もしなと言う事に他なりません。

 しかし、本当に国家、そして国民の生命を守ろうとするのであれば、敵が攻撃的意図を見せた時、或いは攻撃を仕掛けようと準備をしているのが発覚した時点において、それらを潰すべく動き出さねばならないと言えるものです。

 少なくとも、我が国はその権利を保有していると宣言しておく必要はあると言えるでしょう。

 防衛、つまりは敵の攻撃から身を守るのみに徹するのではなく、国防、つまりは国家・国民を害そうとする全ての存在から、日本、及び日本国民を完璧に守る為の手立てを考えておかない限り、本当の意味での平和などというものはあり得ないという事を、小沢氏にも他の政治家にも、いい加減理解して頂きたい。



 そして、小沢氏が駄目な最大の理由である国連至上主義というものも、やはり考え直してはおられない様子です。

 阿呆な理想主義の具現化したもと言える、「国連待機部隊」とやらは流石に言及しておられない様子ですが、それでも言葉の端々から、彼が国連という役立たずを未だに盲信しているという事が窺えます。

 まあ、専守防衛に徹するなどと阿呆な事が言えるのも、未だに国連が有効に機能しているなどと思い込んでいるからこそ出来る発想と言えるものであり、これは彼に限った事では無く、彼の世代の政治家全てが抱える病理と言えるのかも知れません。

 しかし、イスラエル・パレスチナ問題、北朝鮮問題などを見れば容易に理解出来るように、国連なるものは最早、いや、創設当初から機能など出来ない状態にあったと言えるものであり、これを盲信する事は、自殺行為と言う他無いと断言出来るものです。

 そもそも、国連の安保理常任理事国の内、米中露の三国は、安保理により制裁をかけられていてもおかしくない存在と言えるものであり、英仏にしても、他三国に比すればマシと言える程度で、決して平和的な素晴らしい国とは言えない存在です。

 また、人権委員会に代表される各機関の腐敗も、我が国の官僚の腐敗が可愛く見える程の腐り果てぶりであり、徹頭徹尾、上から下まで、完全に狂っていると言って間違いは無いと言えるでしょう。

 脱退しろとまで言うつもりはありませんが、少なくとも、このような団体からは距離を置いて然りと言えるものであり、このような団体を崇拝するなど、日米同盟至上主義よりも遙かに酷いと言えるものです。



 総括するに、内政に関しては非常にまともな事を言っているものの、外交、安全保障に関しては、自民党左派、旧社会党の考えを継承した、旧時代の遺物的な発想と思えるものばかりと言えます。

 日本が鎖国でもしているならば、小沢民主党に政権を任せてみるのも一興かも知れませんが、日本が国際社会の中に存在する一国である以上、このような外交、安保音痴に政権を任せる事は、危険過ぎると言わざるを得ないものです。

 また、これを入れればその場で論外となる為、意図的に外してはいましたが、アジア主義なる大東亜共栄圏の奇形を未だに信仰している事も踏まえれば、まず以てこの連中に政権を担わせる訳にはいかないと言えるでしょう。

 内政に関しても、今回の基本政策ではまともな事を言ってはいるものの、小沢一郎という男がその昔、現在自民党が行っている改革と非常に似通ったものを謳っていた事を忘れてはなりません。

 これらの政策が、批判の為の批判を行っていたら、たまたま真っ当なものになったという可能性は、十分以上にあると考えられるものと言えます。

 反小泉自民党から、小沢氏支持を謳っている方に忠告しておきたいのですが、小泉純一郎と小沢一郎という二人は、基本的には同種の人間であり、現在は敵対する関係であるが為に、正反対の意見を述べているに過ぎません。

 知性と知識に裏付けされた、確固たる信念や理念を持たない人間に、本当の改革などは決して起こせはしないと思えるものです。

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小沢主義 志を持て、日本人
小沢 一郎
集英社 (2006/09/01)




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南京の真実

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小澤の国連待機部隊もその場限りの思いつきだろうが、「A級戦犯」についての考えもいい加減だ。

記憶力があまりよくないようなどで、昭和61年4月2日、衆議院地方行政委員会での佐藤三吾委員(社)の「あそこ(靖国神社)にはA級戦犯も合祀されていますね。これについてはあなたはどういう認識ですか。」という質問に対して、当時自民党で自治大臣だった小澤が
「基本的に、お国のために一生懸命、その是非は別といたしまして戦ってそれで亡くなった方でありますから、そういう戦没者に、参拝することによって誠の気持ちをあらわす、また自分なりにそれを考えるということであろうと思います。したがいまして、A級であろうがB級であろうがC級であろうがそういう問題ではないだろうと思っております。たまたま敗戦ということによって戦勝国によって戦犯という形でなされた人もいる。あるいは責任の度合いによってABいろいろなランクをつけられたんでありましょうけれども、その責任論と私どもの素直な気持ちというのはこれは別個に分けて考えていいんではないだろうかというふうに思っております。」と回答している。

これに対し、佐藤委員は「まあいいでしょう、あなたの率直な考えだからね。」
と応じています。

一党の党首になって、率直な考えがなくなったということか。
2006/09/12(火) | URL | weirdo31 #-[ 編集]
所謂A級戦犯に関する考えは、ご指摘の通り非常にいい加減なものと思われますが、国連待機部隊に関しては、自民党時代よりずっと構想を描いているようで、単なる思いつきという訳でも無さそうです。

寧ろ、単なる思いつきならまだ救いもあるのですが、一昔前の政治家らしく、国連至上主義というものは、最早彼の骨身に染みついているのかも知れません。

また、一党の党首になる事で、率直な考えが出来なくなったとのご指摘ですが、私には、恐らく彼は、今も昔も、率直な考えなどは表には出していないと感じられます。

民主党代表病に侵されて、限りなく腐っては来ているものの、良くも悪くも政治家そのものである彼は、自分の立場、利害関係に基づいてしか、意見を発してはいないでしょう。
2006/09/12(火) | URL | 浪人 #-[ 編集]
浪人さま

小澤の国連待機部隊の構想は、横何とかとの妥協の産物だと思うんですが、実際に国際連合軍なるものもないのに、それが出来たら考えるという正に言葉の遊戯でしかないと思います。

かりに小澤政権ができて、この耄碌豪腕が国連待機部隊を編成したら、たちまち安全保障理事会からアフガニスタンへの出動を命じられますよ。もちろん司令官は外国人で、グルカ兵並みの扱いです。

安倍ちゃんについては、党3役、閣僚人事を見てから判断します。
2006/09/13(水) | URL | weirdo31 #-[ 編集]
>小澤の国連待機部隊の構想は、横何とかとの妥協の産物だと思うんですが

国際連合軍なるものも存在しないのに、国連待機部隊も何もないというご指摘は至極ごもっともで、小沢氏のこの発想が言葉遊びにしかなっていないというのもその通りだと思います。

ただ、小沢氏はこの構想を、本気かどうかは分かりませんが、自民党時代より抱えていたように記憶しています。

これは、横路との妥協の産物というよりも、この構想を横路を取り込む為に積極利用したように感じられます。

勿論、国連待機部隊なるものが編成された後の展開は、恐らくweirdo31さんの想像通りだと考えられ、絶対に阻止すべきだと思います。

>安倍ちゃんについては、党3役、閣僚人事を見てから判断します。

安倍氏への評価は、それからでも遅くはないかも知れませんが、全体的にはまともに見えても、バカボン、二階、竹中の三者を要職に就けるようならば、早急に倒閣へ動き出さねばならないと思われます。
2006/09/13(水) | URL | 浪人 #-[ 編集]
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