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拉致問題は「ごっこ遊び」では解決しない
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 邪悪で卑劣な北朝鮮により行われた拉致という国家犯罪は、確かに我が国が抱える最重要懸案と呼べるものであり、被害者家族の方々の年齢なども考えると、一刻も早く解決させる事が望ましい事に間違いはありません。

 阿呆で間抜けなマスコミ連中は、支那、韓国との不和を殊更に取り上げて、「アジア外交、アジア外交」と、まるで何かに取り憑かれたかの如くに連呼していますが、この拉致問題の解決もまた、日本が抱える重大なアジア外交における問題と呼べるものであり、出来る事は全てし尽くすべきであると言えるでしょう。

 しかし、当然の事ながら、思い付いた事を全て何でもすれば良いという訳では無く、問題の解決に繋がる事柄を選別し、時流を読みながら、慎重に進めて行ってこそ、意味があると言えるものです。

新内閣に拉致問題担当相、安倍氏が設置を表明

 安倍官房長官は18日夜の日本テレビの番組で、次期首相に就任した場合、26日発足の新内閣に、北朝鮮による日本人拉致問題の担当相を置く意向を示した。

 安倍氏は、「(拉致問題の)交渉は外相が行うべきで、外交は二元化してはならないが、拉致問題は外交交渉だけではなく、救出とか、いろいろな対応も考えなければならない。被害者の家族のケアもある。拉致問題について全体的に考え、担当する人がいてもいいと思う」と語った。

 内閣府設置法は、重要政策について、首相の判断で「特命相」を置けるとしている。閣僚に「国民スポーツ担当」など「担当事項」を割り当てる方法もある。

 安倍氏は、2002年9月の小泉首相の初訪朝に官房副長官として同行するなど、拉致問題の解決に積極的に取り組んでいる。

(2006年09月18日 読売新聞)


 これを10年前、せめて5年前に提案し、実現させていたならば、確かに価値のある行動と呼べるものであったかも知れません。

 しかし、拉致が北朝鮮による国家犯罪である事が白日の下に晒され、日本国民は勿論の事、国際社会の周知の事実となった今になって、そのような担当相を置く事に、一体如何ほどの意味があると言えるでしょうか。

 今、日本政府がこの拉致問題においてすべき事は、このような自己満足的な担当相を作ってホルホルする事などでは無く、なるべく混乱を少なくするよう配慮しながら、北朝鮮に対する制裁を段階的に強化していく事、この拉致問題というものの非道さを国際社会に対して発信して行き、犯罪国家北朝鮮に対する国際社会の非難の声を大きくしていく事、そして、日本国内において北朝鮮を支援している、朝鮮総連を始めとする不逞の輩を潰していく事に他なりません。

 これらの事柄を進めていくのに、わざわざ特命担当相などを設置する必要など何一つ無く、官邸、党、外務省、公安、警察省の連携を強めていけば良いだけの話であり、寧ろ、そのような担当相を置く事は、余計な混乱を生じさせる原因となりかねないとすら言えるものです。

 素直に官邸主導の下に、党が制裁に関わる法を整備して行き、外務省が国際社会のコンセンサスを得られるように働き掛けて行き、公安と警察省が朝鮮総連を始めとする腐れ外道どもへの取り締まりを強化させて行き、時流を見ながら序々に北朝鮮を締め付けていけば良いものを、余計な担当相を絡ませる事で、指揮系統に乱れが出て来る危険性があると言えます。

 それともまさか、安倍センセーはあれだけ拘っていた拉致問題を、この担当相に丸投げし、官邸としては基本的に不干渉を決め込むつもりででもいるのでしょうか。

 また仮に、この特命相とやらに、拉致問題を見詰めて、官邸にアドバイスする役割を求めているのだとすれば、今でも拉致議連というものが存在しているのだから、そこに協力を求めれば良いだけの話であり、寧ろ、そのような間に合わせに作った特命相などよりも、これまで拉致問題に取り組んできた拉致議連の意見を聞く方が、よっぽど有益ではないかと思えるものです。

 何れにしても、このようなものを作ったところで、何の意味も為さない事に変わりはないでしょう。



 最早、今以上に拉致問題を進展させようと思うのならば、金正日の独裁体制を崩壊させる以外に方策など無い事は明らかであり、それだけの力を持ち得ないのならば、特命相などを創設しても無意味でしかありません。

 軍事力の行使というものを放棄し、インテリジェンスというものを持たない今の日本が、この問題に対して為し得る事は、国際社会に対してコンセンサスを得られるよう働き掛けていく事、国内における親北朝鮮勢力に対して締め付けを強めていく事、そしてその上で、北朝鮮に対しての制裁を強めていく事であると言えます。

 そして、その為にすべき事と言えば、特命相などを作る事などでは無く、それらを進めていくにあたり、各省の連携が上手く取れるように、仕組みを作り上げていく事であると言えるものです。

 この特命相を、MI6やCIA並のインテリジェンスのプロフェッショナルで固めた集団にでもするならば、現在でも十分に存在価値があると言えますが、これまで、そのような事柄に全く力を入れてこなかった我が国に、そのような集団を作れる人材など存在している訳が無く、情報収集という役割においても、この特命相は何の役にも立たないと考えられるものです。

 安倍センセーが心の底より真剣に、拉致問題を解決させたいと思っておられるのならば、このような「ごっこ遊び」に精を出すのでは無く、官邸と各省の連携強化の為の仕組みの強化、日本国内における朝鮮総連を始めとする北朝鮮支援団体の排除の為の法整備、制裁を掛けるに当たって、国際社会の協力が得られる為の呼び掛けなど、拉致問題の解決の為の絶対条件である金正日体制の崩壊に繋がる事に注力して頂きたい。

 拉致問題は総裁選出来レースとは違い、「ごっこ遊び」で解決する程に、甘い問題では無いと思える次第です。

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南京の真実

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始めまして。いつも感じ入りながら読ませていただいております。
さて今回の拉致問題担当相についてですが、いま小泉政権後の郵政民営化造反議員の動向が取りざされており、なかでも平沼赳夫議員は、もし「 郵政民営化 」総選挙がなかったら自民党総裁選は平沼赴夫議員も立候補し、安倍晋三独走はなかったかもしれないと言われています。すると安倍政権ができたあと、安倍・麻生・谷垣三氏より実績も格も上で、他議員の信頼も厚い平沼赳夫議員へと反主流が傾斜することがあるのでは?という恐れがあると思います。そこで「拉致議連会長」でもある、平沼赳夫議員を自民党に復党させるために作ったポスト?などと思いました。民主党の小沢代表も、平沼議員の民主党への取り込みを虎視眈々と画策しているようですし、このまま民主党と連携を取られては安倍政権にとって、小沢代表同様にやっかいな敵となることと思います。だから安倍政権では拉致問題担当相として、平沼議員を復党させることが必要なのではと考えます。このようなことで拉致問題を利用してほしくはありませんが、また同時に、平沼議員を拉致問題担当相として拉致問題の早期解決が図れるのであれば、これも有りかななどとも思ったりもしました。
2006/09/19(火) | URL | 愛読者 #-[ 編集]
初めまして。

お考えのように、自民党が平沼氏を始めとする郵政離脱組を復党させようと、色々と方策を練っている事は確かだと思います。

この拉致担当相も、その為の一つなのかも知れません。

しかし、今更このような担当相を拵えたところで、拉致問題の進展に何の足しにもならない事は明らかで、仮にこのポストに平沼氏を据えたとしたら、それは寧ろ遠回しな平沼潰しであると考えられるものです。

拉致問題の解決の為には、金正日体制の崩壊が絶対条件であり、その助けになるような事は、このような急造の特命相では凡そ不可能であり、そのようなポストに据えられるという事は、拉致問題が進展しない事への国民の苛立ちを、この特命相に向けさせ、人気と信頼を奪う事にしか繋がらないと考えられるものです。

恐らく、平沼氏はこのような見え透いた罠には掛からないでしょうから、安倍氏の恩師である平沢センセーの為のポストとなり、拉致担当相というよりも、「拉致に取り組んでるよと国民にアピールする相」に落ち着くのではないかと思われます。
2006/09/20(水) | URL | 浪人 #-[ 編集]
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