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安倍内閣は保守潰し内閣
村山談話、河野談話と、本来ならば絶対に認めてはならない出鱈目に基づいた与太話を踏襲すると宣言してしまい、「戦後レジーム」からの船出などというスローガンが単なる思い付きであった事を吐露してしまった安倍首相ですが、今度は更に、所謂A級戦犯と呼ばれる方々に関しても、これまでの主張を翻そうとしているようです。
今回の発言においては、あくまで先の大戦の指導者の「責任」を認めただけではあるようですが、安倍内閣が誕生してからこれまでの推移や、発言内容の変移などを考えると、安倍首相が所謂A級戦犯と呼ばれる方々の「戦争犯罪」とやらを肯定し始めるのも、時間の問題であるように感じてならないものです。
先の大戦の指導者たちに、日本を敗戦に導いた責任がある事自体は、処刑されてしまった東条元首相自身を認めていたところであり、間違いのないものであるとは言えますが、事の論点はそのようなところでは無く、彼らが犯罪者であるのか否かというところです。
来る日中・日韓の首脳会談に向けて、なるべく連中からの反発を少なくするように、「戦争犯罪」という事に触れずに曖昧模糊に答えたつもりなのかも知れませんが、今、このような事態の中で、軽々しくこのような発言をしてしまえば、言質を取られてしまい、将来に大きな禍根を残すだけであるという事が、何故に安倍首相には分からないのでしょうか。
これまでとて、村山や河野のような一部の飛び抜けた国賊を除けば、殆どの首相や外相は、あれらの談話も所謂A級戦犯と呼ばれる方々の戦争犯罪も、決して積極的には肯定はしていなかった筈です。
にも関わらず、村山談話、河野談話なるものが公式の政府見解として定着し、所謂A級戦犯と呼ばれる方々を犯罪者と見なす事が当然のような流れになって来たのは一体何故なのか。
それは歴代の首相が、決して積極的では無いにしても、安倍首相のように何となくあれらの談話を踏襲し、曖昧模糊なままにし、所謂A級戦犯と呼ばれる方々の扱いにしても、今回の安倍首相のような答え方を繰り返している内に、支那や韓国、そして我が国の内部に潜む売国奴連中に、その軽薄な言葉をいいように解釈され喧伝されていったからと言えるでしょう。
◇
更に今回、安倍首相が二つの談話を認め、所謂A級戦犯と呼ばれる方々の扱いの方向性を変えてしまった事は、これまでの歴代首相のその行為よりも、遥かに罪の大きなものとなる可能性を秘めていると考えられます。
安倍首相は、首相就任前までは、所謂村山談話や河野談話に否定的な見解を示し、所謂A級戦犯と呼ばれる方々に関しても、決して犯罪者などではないと、国内外に「タカ派」と取られる発言を繰り返してきました。
その「タカ派」と呼ばれる人間が、それらの談話を認め、所謂A級戦犯と呼ばれる方々の戦争犯罪にも肯定的な見方を示したとなれば、今後、そのような見解を打ち崩す事は、これまで以上に困難になると考えられるものです。
つまり、今後、我が国の政治家や論客、研究家などが、従軍慰安婦や所謂A級戦犯について、否定的な見解を示したとしても、「あの『タカ派』の安倍首相ですら認めた談話や、A級戦犯の存在を否定するのか」と、特定アジアやサヨクの連中に、下らない言い分をまた一つ与えてしまったと言えるものなのです。
今後の趨勢は、今の段階ではまだ分からないものではありますが、これまで以上に厳しいものとなる事は、まず間違いなくなったと断定して良いでしょう。
◇
私には、安倍首相の本心などを知り得る術は無く、彼が本当はどのように考えているかは分かりません。
或いは安倍首相擁護の方々が言うように、これらの発言は、あくまで来る中韓との首脳会談の為のリップサービスなのかも知れません。
しかし、現状の段階において、「タカ派」と呼ばれていた首相が軽々しくこのような発言を行う事は、単純に保守派に対する裏切り行為であるだけでなく、これまで、そしてこれからにおける保守派の発言を完全に潰す事なる、重大な背徳行為であると感じるのは、私だけではないものと思います。
これ以上に彼に宰相を続けさせる事は、「戦後レジーム」からの船出どころか、恒久的に「戦後レジーム」を日本に定着させてしまう事に繋がりかねないと、危惧せざるを得ないものと思える次第です。
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安倍晋三 A級戦犯 戦後レジーム
テクノラティプロフィール
「指導者に大きな戦争責任」と首相
安倍晋三首相は5日午後の衆院予算委員会で、先の戦争をめぐり、祖父の故岸信介元首相を含む指導者の責任を認めた。同時に(1)「植民地支配と侵略」を明記した平成7年の村山富市首相談話(2)旧日本軍の強制を認めた従軍慰安婦問題に関する5年の河野洋平官房長官談話―の2つを、首相個人としても継承する考えを明言した。
安倍首相は、東条内閣の商工相だった岸元首相が太平洋戦争開戦の詔書に署名したことを問われ「開戦の結果、アジアの人たちに多くのつめ跡を残した。指導者には祖父を含め大きな責任があった。政治は結果責任だから当然、判断は間違っていた」と述べた。
首相は2日の衆院本会議で、A級戦犯として極東軍事裁判(東京裁判)で裁かれた国家指導者の責任を「具体的に断定することは適当でない」と言及を避けていた。
(2006年10月05日 産経新聞)
今回の発言においては、あくまで先の大戦の指導者の「責任」を認めただけではあるようですが、安倍内閣が誕生してからこれまでの推移や、発言内容の変移などを考えると、安倍首相が所謂A級戦犯と呼ばれる方々の「戦争犯罪」とやらを肯定し始めるのも、時間の問題であるように感じてならないものです。
先の大戦の指導者たちに、日本を敗戦に導いた責任がある事自体は、処刑されてしまった東条元首相自身を認めていたところであり、間違いのないものであるとは言えますが、事の論点はそのようなところでは無く、彼らが犯罪者であるのか否かというところです。
来る日中・日韓の首脳会談に向けて、なるべく連中からの反発を少なくするように、「戦争犯罪」という事に触れずに曖昧模糊に答えたつもりなのかも知れませんが、今、このような事態の中で、軽々しくこのような発言をしてしまえば、言質を取られてしまい、将来に大きな禍根を残すだけであるという事が、何故に安倍首相には分からないのでしょうか。
これまでとて、村山や河野のような一部の飛び抜けた国賊を除けば、殆どの首相や外相は、あれらの談話も所謂A級戦犯と呼ばれる方々の戦争犯罪も、決して積極的には肯定はしていなかった筈です。
にも関わらず、村山談話、河野談話なるものが公式の政府見解として定着し、所謂A級戦犯と呼ばれる方々を犯罪者と見なす事が当然のような流れになって来たのは一体何故なのか。
それは歴代の首相が、決して積極的では無いにしても、安倍首相のように何となくあれらの談話を踏襲し、曖昧模糊なままにし、所謂A級戦犯と呼ばれる方々の扱いにしても、今回の安倍首相のような答え方を繰り返している内に、支那や韓国、そして我が国の内部に潜む売国奴連中に、その軽薄な言葉をいいように解釈され喧伝されていったからと言えるでしょう。
更に今回、安倍首相が二つの談話を認め、所謂A級戦犯と呼ばれる方々の扱いの方向性を変えてしまった事は、これまでの歴代首相のその行為よりも、遥かに罪の大きなものとなる可能性を秘めていると考えられます。
安倍首相は、首相就任前までは、所謂村山談話や河野談話に否定的な見解を示し、所謂A級戦犯と呼ばれる方々に関しても、決して犯罪者などではないと、国内外に「タカ派」と取られる発言を繰り返してきました。
その「タカ派」と呼ばれる人間が、それらの談話を認め、所謂A級戦犯と呼ばれる方々の戦争犯罪にも肯定的な見方を示したとなれば、今後、そのような見解を打ち崩す事は、これまで以上に困難になると考えられるものです。
つまり、今後、我が国の政治家や論客、研究家などが、従軍慰安婦や所謂A級戦犯について、否定的な見解を示したとしても、「あの『タカ派』の安倍首相ですら認めた談話や、A級戦犯の存在を否定するのか」と、特定アジアやサヨクの連中に、下らない言い分をまた一つ与えてしまったと言えるものなのです。
今後の趨勢は、今の段階ではまだ分からないものではありますが、これまで以上に厳しいものとなる事は、まず間違いなくなったと断定して良いでしょう。
私には、安倍首相の本心などを知り得る術は無く、彼が本当はどのように考えているかは分かりません。
或いは安倍首相擁護の方々が言うように、これらの発言は、あくまで来る中韓との首脳会談の為のリップサービスなのかも知れません。
しかし、現状の段階において、「タカ派」と呼ばれていた首相が軽々しくこのような発言を行う事は、単純に保守派に対する裏切り行為であるだけでなく、これまで、そしてこれからにおける保守派の発言を完全に潰す事なる、重大な背徳行為であると感じるのは、私だけではないものと思います。
これ以上に彼に宰相を続けさせる事は、「戦後レジーム」からの船出どころか、恒久的に「戦後レジーム」を日本に定着させてしまう事に繋がりかねないと、危惧せざるを得ないものと思える次第です。


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安倍晋三 A級戦犯 戦後レジーム
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ワシントンに居る3000人を越えるチャイナロビー、慰安婦非難決議を下院で成し遂げたロングステイ韓国団体は、貴方様の投稿を心より応援していると思います。
2006/10/06(金) |
URL |
民草 #bBmFigmc[ 編集]
こんにちは。いつも拝読させていただいております。
本当に最近の安倍総理の発言にはヒヤヒヤさせられますが、本日このような記事も出たようです。
「A級戦犯「国内法的に戦争犯罪人でない」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061006i105.htm
>単純に保守派に対する裏切り行為であるだけでなく、これまで、そしてこれからにおける保守派の発言を完全に潰す事なる、重大な背徳行為であると感じる・・
おっしゃるとおりで総理だからこその発言の影響、特に後世までその影響が残ることをどれだけ自覚しているのか、そのことを問い質したい気分です。
本当に最近の安倍総理の発言にはヒヤヒヤさせられますが、本日このような記事も出たようです。
「A級戦犯「国内法的に戦争犯罪人でない」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061006i105.htm
>単純に保守派に対する裏切り行為であるだけでなく、これまで、そしてこれからにおける保守派の発言を完全に潰す事なる、重大な背徳行為であると感じる・・
おっしゃるとおりで総理だからこその発言の影響、特に後世までその影響が残ることをどれだけ自覚しているのか、そのことを問い質したい気分です。
やはり安倍は浪人さんの予想どうりでしたね。
歴代首相となんら変わらぬ腑抜けでした。
本日の予算委員会でも村山談話、河野談話の再確認を社民党に突っ込まれていました。
出自の判らぬセックススキャンダル男、中川秀直といい、林野行政のドン<日本の森林を荒廃させた張本人!!!>の松岡利勝といい、2大カルト<統一、創価>の影響といい、いったい日本は、、、、、、?!
ここまで書いて気がつきましたが、これは
「えせ右翼」政権ではないですか?
「美しい国」を標榜しながら、財界の金に雇われて、日本の国民を食い物にする政権ではないですか?
真正保守政権を樹立するためにも、安倍はとっとと消えてもらいましょう。
短い政権期間に、河野談話などの、後世の負債となるような失言をしないことを祈るのみです。
歴代首相となんら変わらぬ腑抜けでした。
本日の予算委員会でも村山談話、河野談話の再確認を社民党に突っ込まれていました。
出自の判らぬセックススキャンダル男、中川秀直といい、林野行政のドン<日本の森林を荒廃させた張本人!!!>の松岡利勝といい、2大カルト<統一、創価>の影響といい、いったい日本は、、、、、、?!
ここまで書いて気がつきましたが、これは
「えせ右翼」政権ではないですか?
「美しい国」を標榜しながら、財界の金に雇われて、日本の国民を食い物にする政権ではないですか?
真正保守政権を樹立するためにも、安倍はとっとと消えてもらいましょう。
短い政権期間に、河野談話などの、後世の負債となるような失言をしないことを祈るのみです。
2006/10/06(金) |
URL |
1156 #-[ 編集]
総理大臣ごっことは言い得て妙で、まさしくその通りかも知れませんね。
このまま行けば、日本は本当に没落してしまうと、危惧せざるを得ません。
安倍氏には早々の退陣して頂きたいものです。
このまま行けば、日本は本当に没落してしまうと、危惧せざるを得ません。
安倍氏には早々の退陣して頂きたいものです。
こんにちは。
残念ながら安倍氏は、そこまで深く考えて発言しておらず、場当たり的に、思い付いた通り発言していると見るのが妥当であるように感じます。
一連の質疑応答にしても、殆ど大半以上の回答がズレたものであり、彼に明確なビジョンがあるとはとても思えません。
最早安倍氏には、ほんのごく僅かな期待でもしない方が良いと思える次第です。
残念ながら安倍氏は、そこまで深く考えて発言しておらず、場当たり的に、思い付いた通り発言していると見るのが妥当であるように感じます。
一連の質疑応答にしても、殆ど大半以上の回答がズレたものであり、彼に明確なビジョンがあるとはとても思えません。
最早安倍氏には、ほんのごく僅かな期待でもしない方が良いと思える次第です。
安倍氏が似非保守である可能性は非常に高いですが、それ以上に、恐ろしく頭の回転の遅い政治家である可能性の方が高いように感じます。
質疑応答における管ガンスや社民党の連中とのやり取りにしても、あそこまで一方的にやられている首相は、スキャンダルの発覚後などを除けば、恐らく初めてではないかと思います。
どちらにしても、早々に退陣して頂かねば困るという事には違いはありませんが...
質疑応答における管ガンスや社民党の連中とのやり取りにしても、あそこまで一方的にやられている首相は、スキャンダルの発覚後などを除けば、恐らく初めてではないかと思います。
どちらにしても、早々に退陣して頂かねば困るという事には違いはありませんが...
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5日の予算委員会をネット衆議院TVで見たんだけど、民主党の菅直人氏の明確で粘り強い質疑はすばらしかった。まさに国民が安倍に聞きたかった核心の部分を全部聞いてくれたという感がある。そして、あれだけ保守的な議員を集
2006/10/06(金) | カナダde日本語