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トップ防衛 → 覚悟はあるのか、安倍内閣

覚悟はあるのか、安倍内閣
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 北朝鮮という存在を、自国の楯として少しでも長く存続させたいという中露の思惑しより、難航を見せていた国連における北朝鮮に対する決議ですが、ようやくにして、制裁決議という在るべき姿へと落ち着いた様相です。

国連安保理、対北制裁決議を採択

 【ニューヨーク=白川義和】国連安全保障理事会は14日午後(日本時間15日未明)、北朝鮮核実験実施発表に「最も重大な懸念」を表明し、大量破壊兵器関連物資の移転阻止に向けた船舶などの貨物検査や金融制裁を盛り込んだ北朝鮮制裁決議案を全会一致で採択した。

 北朝鮮に対する安保理の制裁決議は初めて。国際社会が結束して、北朝鮮に核、弾道ミサイルの放棄を義務付け、大量破壊兵器の拡散防止に向けた制裁措置を講じることになった。

 決議案は北朝鮮の核実験発表で緊張が高まり、「国際社会の平和と安全への明白な脅威が存在する」と明記。安保理が強制措置の根拠となる国連憲章7章のもとで行動し、経済制裁などを定めた同章41条に基づく措置を講じるとしている。

 そのうえで、北朝鮮が核兵器と核開発計画、その他の大量破壊兵器や弾道ミサイル計画を完全かつ検証可能な形で放棄することを義務化。核拡散防止条約(NPT)復帰も要求している。

 国連加盟国に対しては、核、ミサイル関連の物資、技術や兵器、さらに「ぜいたく品」の北朝鮮への輸出を禁止。北朝鮮からの核、ミサイル関連物資の調達禁止や大量破壊兵器計画にかかわる人物や組織の資産凍結も規定している。

 さらに、各国が北朝鮮に出入りする貨物の検査などを通じ、大量破壊兵器の取引防止に向けた「協調的行動」をとることを義務化し、船舶検査を可能にしている。北朝鮮の核、ミサイル計画にかかわる人物の入国、通過阻止のため、各国が必要な措置を取ることも義務付けられる。

 国連加盟国は決議採択から30日以内に、こうした措置の履行状況を報告。安保理に設置される制裁委員会が履行を点検する。安保理は北朝鮮の行動を継続的に点検し、順守状況に応じて制裁の強化、修正、停止、解除などを検討する。

(2006年10月15日 読売新聞)


 如何に有名無実の世界のお荷物団体・国連(戦勝国連合)と言えども、一応は世界の意見を取り纏める存在であるとされている団体が、北朝鮮に対して強制力を伴う制裁決議を採択したという意味は大きいと言えるものであり、我が国としては素直に歓迎すべき事態だと言えるでしょう。

 今回、紆余曲折があったと言えども、結局このような結果に落ち着いた要因には、先の北朝鮮によるミサイル実験の際に、日本側が安易な譲歩をする事なく、最後まで自身の意見を強気で押し通そうとした事にあると言えるものであり、一国民として素直に、当時の麻生・安倍両氏、そして全ての関係者の奮闘を称えたいと思う次第です。

 しかし、当然の事ですが、この国連による制裁決議は決してゴールなどでは無く、これから長く続であろう戦いの始まりにしか過ぎないと言えるものです。

 今回の制裁決議に至る発端となった核兵器、そしてミサイルの問題もそうですが、我が国はそれらと並んで、或いはそれ以上に重要と言える拉致という問題を抱えており、それらを無事解決に至らせる為にも、ここで油断をするような事は決してせず、覚悟と気概を持って臨んで頂きたいと思う所存です。



 しかし、この事態が進展を見せ喜ばしい状況に水を差したくはないのですが、この国連制裁決議が採択された後、我が国が如何様な行動を取るべきか、そして何処までの行動を取れるのかという点において、一抹の不安を感じざるを得ないものがあります。

 上にも記したように、この国連に制裁決議を採択させたのは、我が国によるところが大きく、永らく従属外交を続けてきた日本が、外交におけるイニシアティブを取ったという事は、一日本国民として非常に嬉しく思えるものではあります。

 ただ、イニシアティブを取った以上は、それに伴う行動も率先して行わなければ、祭りの音頭を取るだけ取っておいて、戦が始まった瞬間には、外野席に逃げ込んだと国際社会に良からぬ印象を与えかねないと言えるものです。

 制裁決議と言えども、即時に軍事制裁に突入するようなものでない事は当然ではありますが、その行動の中には、昨日のエントリーで記した船舶臨検のような、実質的に半軍事的行動と呼んでも差し支えのないものが当然含まれてきます。

 現在、政府としては、船舶臨検も当然視野に入れるとの表明はありはしたものの、強制力の無い自衛隊では諸国の足手纏いになりかねないだの、米国の補完作業に終始するだのと、凡そ率先してこの制裁決議を採択させた国が吐くべきとは思えない言葉を、然も当然であるかの如くに並べ立てています。

 しかし、散々率先して騒ぎ立て、国連において制裁決議を採択させるよう仕向けた張本人が、いざその制裁に及んだ時、そのような第三者のような行動を取れば、国際社会からの冷たい目、誹りは当然の事ながら免れないと言えるものです。

 安倍首相がこれからどのように動いていく心積もりであるのかは窺い知れぬところですが、仮にこのような事を視野に入れずに行動していたのならば、今回の一連の国連外交は、一気に逆に作用し、日本の名を貶め、これから先の外交において、大きな大きなハンデとなってしまう可能性が高いと言えるものです。

 同じような趣旨の事を、現民主党代表・小沢一郎氏が夕刊フジにおける豪腕コラムにおいて書かれていたので、ここに一部引用しておきたいと思います。

首相は軍事制裁に参加する覚悟あるか

 小泉政権を引き継いだ安倍晋三首相は、国連安保理での制裁決議に向けて走り回るとともに、日本独自の追加制裁を検討している。北朝鮮に厳しい対応を取るのは当然だが、どうしても指摘しておきたいことがある。

 日本が根回しに奔走している国連の制裁決議には、北に出入国する船舶の臨検など事実上の武力による強制措置も含まれている。政府の解釈によれば、たとえ国連決議によるものであっても、現憲法下では、日本はこれに参加できないとしているが、安倍首相は憲法解釈を変更してでも、これに参加する覚悟なのか。

 自国が参加できない決議を吹聴していては、世界各国の笑いものになるだけだ。

 安倍首相や自民党のいう独自の追加制裁も結構だが、北朝鮮は「経済制裁は宣戦布告とみなす」と明言している。国民の犠牲を伴う反作用が起きる可能性があるが、このときもひるまずに、平和のために毅然とした姿勢をとり続けられるのか。

 日本はこれまで口先や金銭だけでケリをつけてきたが、そんな生やさしい状況ではなくなってきている。北は自国の生存のため危険な賭けに出てきた。米国が先制攻撃など軍事的な制裁には出られないと踏んでいるようだ。政治家だけでなく、国民自身が自国の安全保障について、真剣に考えなければならない時代がやってきた。

(夕刊フジ 「剛腕コラム」286号より)


 流石に腐っても鯛と言うべきか、最初から徹頭徹尾腐り果てている、「村山談話」を首相に認めさせて喜んでいる管ガンスのようなインチキ政治屋擬きとは違い、見るべき点はきちんと見ていると言うべきでしょう。

 ここら辺が最低ラインにでもなれば、民主党が政権を奪取する日も遠くないと思えるのですが、最低ラインどころか、頭がお花畑のハトポッポが幹事長で、常に反論の為の反論を展開している管ガンスが代表代行、更には阿呆なメールを国会の持ち出す馬鹿、週刊誌の与太記事で首相を追い詰められるなどと勘違いしている馬鹿、このような国難の時局の最中に、女子アナと不倫しているような馬鹿を抱えているようでは、当分は無理な話なのでしょうが。

 まあ、馬鹿民主党の文句を言い立て始めると、それこそ1エントリーでは収まり切らなくなってしまうのでこの辺にして、この小沢氏の指摘している覚悟も考えずに、制裁決議を採択させたとなれば、本当に笑い話では済まないと言えるものです。

 北朝鮮拉致問題は、我が国が解決させねばならない第一事項ではありますが、基本的に、北朝鮮なる存在は、その奥でほくそ笑んでいる中国共産党の先兵に過ぎぬ存在であり、マクロの視点で見詰めるならば、まさしく小虫に過ぎない存在と言えるものです。

 前回のミサイルも、今回の核実験にしても、脅威的な事柄である事には間違いはありませんが、凡そ成功と呼ぶには値しない結果に終わっているという点も考慮に入れれば、実に些事と言っても過言では無いとすら言えるものです。

 無論、だからと言って、このままでこの北朝鮮という存在を放置し続ける事は、将来の我が国の安全保障における重大な問題となりかねないものであり、芽が小さい内に摘んでおく必要性は大であると言えるでしょう。

 しかし、そのような小虫を潰す為、散々煽って採択させた国連の制裁決議に、やはり我が国は参加出来ませんなどと宣い、卑怯者の誹りを受け、国際社会の笑いものにまでなってしまう事は、とてもではありませんが国益には適っていないと思われるものです。

 願わくば、政府、そして安倍首相がこの程度の事は考慮に入れていると信じたいものですが、もし仮に、そのような覚悟もなく勢いだけで突っ走り、今回の制裁決議の採択にまで事を至らせたのだとすれば、我が国は北朝鮮問題の解決の糸口を掴むその代わりに、実に大きな汚名を背負っていしまう事になると言えるでしょう。

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安保理で北朝鮮制裁決議が可決されたのに国連至上主義者とやらはなぜ政府に対して北朝鮮籍の船舶に対して臨検行為ができるよう一日も早く法整備をと訴えないのでしょうか。 それが不思議でなりません。 ではまた。
2006/10/15(日) | URL | おしゃか #-[ 編集]
本当に不思議ですね。

国連至上主義者のくせに、国連様の意向に従わないなど、実に不遜な連中です(笑)。
2006/10/16(月) | URL | 浪人 #Q51Om4FU[ 編集]
こりゃ駄目ですね・・・。
真剣、これなら小泉内閣の方がまだマシだった。
決断力ナッシング、実行力は政権成立後にはマイナス。
ここまでの正念場で保身を考えている時点で終わってます。

救国などこんな連中にはできる訳が無い。
2006/10/16(月) | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
安倍内閣の駄目さも終わっていますが、それ以上に、安倍の妥協は綺麗な妥協という、一時のサヨクのような言論が、Web上、そして現実の論壇においても、浸透し始めている事の方が、非常に脅威に思えます。

三輪さんのように、正論を正論として、妥協する事なくガツンと言える人間が減っている事が、安倍内閣のようなものが高支持率を誇り、日本を滅ぼしていく原因になっていると感じられ、非常に杞憂せざるを得ないものです。
2006/10/17(火) | URL | 浪人 #Q51Om4FU[ 編集]
まあ、安倍が駄目な事は総理になる前から私達が指摘していた事ですしね。

今更って感じです。
しかし、試合開始早々に連打でここまで追い込まれると言うのは、ある意味才能がないと無理でしょうね。

生まれついでの負け犬なのかも知れません。
最近の安倍を見ていて真剣にそう思えてきます。
2006/10/17(火) | URL | 三輪耀山 #X.Av9vec[ 編集]
手厳しいですが、全くその通りだと思います。

ただ、安倍氏が生まれついての負け犬なのだとすると、現状の安倍内閣への高支持率は、日本人特有の判官贔屓が無意識的に発動しているという可能性もあると考えられ、ある意味では無邪気に安倍マンセーしている状態よりも、病理は深い可能性がありますね。

何しろ、安倍氏が叩かれれば叩かれる程に、安倍マンセーを強めていく人達が多くいるという事ですから、最悪の場合、安倍号に乗ったまま日本が沈没しないとも限らないように思えます。

半分冗談ですが...
2006/10/18(水) | URL | 浪人 #Q51Om4FU[ 編集]
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