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自民党を退化させる安倍内閣
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 私個人の意見としては、所謂「玉虫色」の決着と呼ばれるものが、全て悪であるとは思いません。

 問題は、「玉虫色」に決着した事ではなく、その過程、つまりは、意見に相違のある両者が、如何に自らの信念に基づき、互いの論を戦わせ、その決着に到ったかにあるのであり、両者が思うところの全てを吐き出し、その上で到った合意が「玉虫色」であったのならば、それはそれで仕方がないと言えるものではないかと考えます。

 しかしながら、今回の「道路特定財源」の一般財源化問題においては、とてもではありませんが、それが為されたとは思えないものです。

道路特定財源見直し、政府・与党が正式合意

 政府・与党は8日午前、首相官邸で協議会を開き、「道路特定財源の見直しに関する具体策」に正式合意した。

 揮発油税の税収全額を道路整備に充てることを義務づけた「財源特例法」を2008年に改正することや道路歳出を上回る税収を一般財源とすることなどが柱。政府は同日昼に閣議決定した。

 安倍首相は、政府・与党協議会で「1954年に揮発油税を道路特定財源と位置づけて以来、本日まで変わることがなかった。大変困難な課題だったが、この決定が国民にとって本当に良かったという結果が出るよう、今後も努力していきたい」と述べた。

 「具体策」では、<1>07年中に今後の道路整備の具体的な姿を示した中期計画を作成する<2>(揮発油税などについて)08年度以降も現行税率水準を維持する<3>税収全額を道路整備に充てることを義務づけている現在の仕組みを改め、08年の国会で所要の法改正を行う<4>道路歳出を上回る税収は一般財源とする<5>高速道路料金引き下げなどの新たな措置のための法案を08年に国会提出する――などが盛り込まれた。

 また、塩崎官房長官は同日の閣議後の記者会見で、2007年度予算で、道路特定財源から一般財源に振り向けられる税収の規模について「来年度予算編成の中で決まるが、その際、今回の政府・与党で合意された哲学に照らして今年の472億円を当然のことながら拡大する」と述べた。

(2006年12月08日 読売新聞)


 冒頭にも記したように、私としては、「玉虫色」の決着と呼ばれるもの全てが買うであるとは思わないものであり、寧ろ、不特定多数の利害が複雑に絡む政治という事柄においては、好む好まざるに関わらず、どうしても「玉虫色」の決着にならざるを得ない事が多々あると考えられるものです。

 しかしながら、例え決着が「玉虫色」にならざるを得ないとしても、まずは互いの論を戦わせるのが筋というものであり、今回のような、明らかに「なあなあ」としか言えない「玉虫色」の合意など、論外であるとしか言い様がありません。

 今回のこの決着は、総裁選前に「私人」として「内閣官房長官」の肩書きで、統一教会系のカルトの集会に祝電を送った「迂闊」な首相閣下が、またぞろ「迂闊」にも、下がり続ける支持率を挽回させる為、党内の合意を得る前に、個人的、或いは官邸内で考えていた政策を口にしてしまったが、予想外に党内からの反発の声が大きかった為、双方が実と花を分け合う形に、強引に仕上げたものとしか思えぬものです。

 「道路特定財源」の「一般財源化」の善し悪しは別にして、このような形で無理矢理に決着を付けてしまっては、「道路特定財源」を守りたい側に、不必要な大義名分を与えてしまい、却って「特定財源」の問題を複雑化させてしまう可能性すらあると言えるものです。

 「迂闊」で有名な首相閣下だけに、「ワタシのスバラシイ考えに、反対する党員などいない」などと、片腹が痛くなるような甘い考えを抱いていたのかも知れませんが、何か、今ある制度に変革を加えようとすれば、それに対して、賛否両論の意見が出て来るのは当然の事であると言えるものです。

 物事は、「問題提起」をすれば、それで解決をするのではなく、その後に「議論」を経て、双方が納得出来る形でありながら、同時に我が国の国益、国民の幸福に結びつく結論を模索する中で、初めて解決への糸口が掴めるものであり、今回のように、何らの深い考えもなく「問題提起」をし、それに反発する人間と無理矢理に合意する為、双方の意見を大鉈でぶった切ったような結論を出してしまっては、本当の変革などは絶対に起こり得ないと言えます。

 例え、結果が同じになるにしても、双方が違いの論を徹底的に戦わせての結果と、今夏のような無理矢理に導き出した結果とでは、それは天と地程の差があると言えるものです。

 「迂闊」な首相閣下は、今回のような決着の付け方を、「リーダーシップ」を発揮した結果などと、とんでもない勘違いをしているのやも知れませんが、そのようなものは決して素晴らしい「リーダーシップ」とは言えません。

 少なくとも、我が国における「リーダーシップ」とは、一人で勝手に道筋を立てる事や、強引に思うがままに他者を動かす事では無く、白熱する議論を取り仕切り、纏め上げ、双方が納得しつつ、更に国家国民の為となる決着を導き出す事であると考えられるものです。

 今回の件に限らず、これまでの安倍首相の行動を見る限りでは、どう見てもこの「議論」が巻き起こる事を避け、争い、諍いが起こらぬよう、全てを「中途半端」な形で無理矢理決着を付け、物事を将来において、余計に複雑化させる要因を作り出しているとしか思えないものです。

 無論、某野党第一党のように、何でもかんでも徹頭徹尾「バラバラ」というのも困りものですが、問題提起をして、議論をする前に、双方の意見を半分づつ取って「メデタシ、メデタシ」では、余りにも杜撰であるとしか言い様がありません。

 こんな程度の事しか出来ないならば、政治家など存在する価値が無いとすら思えるものです。

 このような安倍首相の行動を見て、「古い自民党」に戻ったという方もおられますが、少なくとも「古い自民党」は、同じような「玉虫色」の決着を付けるにしても、その前段階において、徹底的に党内で議論を戦わせ、その結果として「玉虫色」と言われる結果に至っていたと言えます。

 このような、中途半端な、勘違いした「リーダーシップ」を振りかざし、論争を避ける為に到った「玉虫色」の決着しか導き出せない自民党など、「古い自民党」には到底及ばない、史上最低の衆愚政治政党であると言えるでしょう。

 真に「リーダーシップ」を持つ「リーダー」は、チーム内で争いや諍い、論争が起こる事を、決して過度に恐れたりはしないものです。

 何故ならば、何時でも、それを仕切り、纏める度量が自分にあると、絶対の自信と余裕を持っているからです。

 もし、安倍首相にそのようなものが無いのであれば、早々に退陣し、それらを持つ新たなる「リーダー」に、首相の座を明け渡すべきだと言えるでしょう。

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