FC2ブログ

 
或る浪人の手記

人気blogランキング にほんブログ村 政治ブログへ FC2ランキングへ ヲシテ町へ
べ、別にあんたのために書いてるんじゃないんだからね!ま、まあ、どうしてもって言うなら、ちょっとだけ読んでいってもいいけど…なツンデレ系時事ブログ
ブックマークに追加する
最新の記事

      全ての記事を表示する

トップ皇室 → 【祝】女系天皇容認論、白紙撤回へ【祝】

【祝】女系天皇容認論、白紙撤回へ【祝】
人気blogランキングへにほんブログ村 政治ブログへFC2ランキングへ

 日本神話が古代の真実を語った戯曲だとまでは言わないものの、御皇室とは、その「神話」を継承する存在であり、これは世界中の何処を見渡しても、同じような存在は見当たらないと断言出来るものです。

 そして、それを分かっているからこそ、過去の日本人、我々の先人達は、この尊い存在を守り、育み、現代まで継続させてきたのであり、だからこそ、御皇室という存在は、我々日本人にとって、そして我が国日本にとって支柱とも言える存在なのだと私は考えます。

 しかし、昨年、時の首相であった小泉氏は、たった10人からなる有識者会議の提言をそのまま受け入れ、御皇室の「皇統男子」による「万世一系」という伝統をぶち壊し、「女系天皇」を認める、新たなる「皇室典範」を作成するなどと、凡そ常軌を逸しているとしか思えない決定を為そうとしました。

 秋篠宮妃紀子殿下のご懐妊により、何とか昨年の国会においての成立という事態は免れはしたものの、ロボット博士や車屋の会長からなる自称「有識者会議」の連中が、この薄汚い野望を諦めていない事は明らかであり、予断を許さない状況が続いていたと言えます。

 しかし、本年に入り、ようやく、この御皇室の伝統を壊す邪悪な野望に終止符が打たれ、本来すべきであった、どうやって御皇室の伝統を守り継いでいくかという議論が、始まろうとしている様子です。

安倍首相、女系天皇容認白紙へ 典範改正視野に議論

 安倍晋三首相は、政府の「皇室典範に関する有識者会議」(座長・吉川弘之元東大総長)が平成17年にまとめた、象徴天皇制の維持を目的に女系皇族にも皇位継承権を認めるとの内容の報告書を白紙に戻す方針を決めた。秋篠宮家に悠仁(ひさひと)さまが皇室の約40年ぶりの男子として誕生され、報告書の前提条件が変わったと判断した。ただ、皇位の安定的継承は依然、課題として残っており、男系による皇位継承維持の方策について、皇室典範改正や特別措置法制定を視野に、政府部内で議論を始める。

 男系継承は、125代の現天皇陛下まで一度の例外もなく続いており、現行の皇室典範も、1条で「皇位は男系の男子が継承する」と定めている。しかし、平成17年11月に、首相の私的諮問機関である有識者会議が父方ではなく母方の系統に天皇をもつ女系天皇をも容認する報告書をまとめた。これをもとに、政府は皇室典範改正案を国会に提出する方針だったが、昨年2月の秋篠宮妃紀子さまのご懐妊により国会提出が見送られた経緯がある。

 これに関連、安倍首相は官房長官時代の昨年9月、フジテレビの番組で有識者会議の報告書について、「ずっと男系で来た伝統をすぐ変えるかどうか、慎重になるのは当然ではないか」と発言していた。男系維持の方法としては、昭和22年に連合国軍総司令部(GHQ)の意向で皇籍離脱した旧宮家の皇籍復帰や、現在の宮家の継承などを挙げていた。

 ただ、皇室典範では、旧皇族の皇籍復帰や、皇族が養子をとることは認めていない。皇太子さま、秋篠宮さまに次ぐ皇位継承権3位の悠仁さまのご誕生で、現行法下でも当面の皇室存続のめどはついたものの、将来にわたって安定的な皇位継承が確保されたわけではなく、何らかの法改正が求められていた。

 このため、首相は、昨年9月の官房長官としての記者会見では、「皇位の安定的な継承のためには、皇室典範の見直しを含めた検討が必要だと考えている」と指摘。また、下村博文官房副長官も9月に、悠仁さまのご誕生を祝う集会で、政府として「新たな法律改正をどう考えていくのか、大切な時期だ」と表明していた。

 ただ、女系継承容認を打ち出した有識者会議は現在、形式的にまだ存続している。このため、首相は有識者会議のメンバー入れ替えや改廃についても検討する考えだ。

(2007年01月03日 産経新聞)


 大体からして、国の中心である御皇室の伝統に関わる事柄を決めるに際して、御皇室の歴史の専門家を集めて会議するなら未だしも、何の関係も無いロボット博士や車屋の会長を集め、「有識者会議」などと偽り、国民に秘密裏の内に事を決定して推し進めようなどという事自体が、狂っているとしか言い表しようが無いものだと言えます。

 私は、安倍政権には反対の立場ではありますが、このような狂った流れを止め、御皇室の伝統、延いては日本の伝統を守る方向へと、流れをシフトさせた事には、大きな感謝を感じるとともに、安倍政権の成し遂げた大きな仕事として、大いに評価させて頂きたいと思うものです。

 無論、狂った「皇室典範改正」が白紙に戻され、当面は我が国が狂った方向へと進む事は阻止されたとは言え、その狂った「皇室典範改正案」を作り上げた自称「有識者会議」は未だ存在しており、また、皇統を継がれるべき存在が、皇太子殿下、秋篠宮殿下、そして悠仁親王殿下の三人しか存在していないという現実は変化しておらず、油断出来る状況では無い事は確かです。

 この状況を完全に良い方向へと導く為には、やはり、侵略者GHQにより皇籍を離脱された旧宮家の方々に皇籍に復帰して頂き、出来る限り、皇統を継ぐことの出来る親王殿下を増やしていって貰う以外に手は無いと考えられるものです。

 また、首相は、女系継承容認論を唱えた、自称「有識者会議」のメンバー入れ替えや改廃を検討しているとありますが、連中が未だ、よからぬ企てをしている事は、恐らく間違い無く、出来るだけ早めに、連中を更迭し、二度と、この問題に関われないように手を打つ必要があると言えるでしょう。

 何れにしても、とりあえずは、これまでの狂った流れが一旦は止まった事には間違い無く、油断出来るような状況では無いとは言え、一安心と言っても良いのではないかと思います。

 政府は、出来るだけ早く、二度と、このような狂った騒動が起こる事が無くなるよう、安定して皇統を維持出来るシステムを構築して行くべく、国民の声も聞きながら、努力に努力を重ねていって貰いたく思う所存です。

人気blogランキングへ←人気blogランキングに協力お願いします
にほんブログ村 政治ブログへ←出来ればこちらも協力お願いします
このブログを評価する←このブログを評価する

皇統断絶―女性天皇は、皇室の終焉
中川 八洋
ビジネス社
売り上げランキング: 136993
おすすめ度の平均: 3.5
4 女性天皇が皇室廃絶に繋がる明快な理由
5 賛否両論あるけど
5 高森明勅は天皇制廃止論者

古代天皇家と日本正史―現人神と万世一系の超秘密
中丸 薫
徳間書店
売り上げランキング: 50874
おすすめ度の平均: 4.0
4 スキャンダラスなだけではない内容
3 一部パクリ
5 天皇家の歴史は日本を代表する歴史である。


PR情報
ブロガー必須のツールが登場!あなたの書いた記事が複数のポータルサイトへ一斉掲載!
どこよりもすぐに現金ゲット!登録簡単!年間費無料!300円から交換可能!
スポンサーサイト


南京の真実

ブックマークに追加する
仰せの件、おおいに賛成!
御皇室をロボットと同列に考え、またジェンダーフリーで染めようなどと考えていた「有識者?」を排除し、真の有識者を選んでほしいですね。
2007/01/04(木) | URL | 練馬のんべ #.GslOXVU[ 編集]
今信長と愚かなマスコミにおだてあげられ、調子に乗った軽薄才子がこれも身の程を忘れた取り巻きに言いくるめられ、立ち上げた有識者会議のヘッドがなんとロボット専門家。

神は「神々の国」(宰相で神の国といって袋だたきにあった男がいたが、レベルの低い相手には誤解されないように「神々の」といわねばならない)を見捨て給わず、秋篠宮家に親王様がお生まれになった。

天皇様は確かに日本国の象徴で、かつ国民統合の象徴であり続けたが、これは日本国憲法でそう定めたからそうなったのではなく、我々日本人の民族意識の中に脈々と流れてきた国民のIDENTITYなのです。

皇室典範は国会で議決するという性質のものではありません。民族のIDENTITY(日本人を日本人たらしめているもの)なのです。そして、また天皇家の家法でもあります。それを無識者がいじくろうなんてとんでもないことです。陛下を始め皇族方、GHQによって心ならずも臣籍に降下せざるを得なかった旧皇族方が下々でいうところの親族会議を開かれて検討されるのが筋というものです。

とうぜん、本当の有識者に参画していただくのも結構です。しかし、それはあくまで皇族旧皇族の方々のご希望ご意見によらねばなりません。

小泉氏は危ういところで逆臣の汚名を免れました。今、彼はほっとしていることでしょう。
2007/01/04(木) | URL | weirdo31 #-[ 編集]
天皇家の関係者が一人も入っていない会議なんてちゃんちゃらおかしいっていう話です。
こんなのはまるで「他人の家のことをおせっかいなご近所さんが勝手に決めて帰る」ようなものです。大きなお世話だ、というものと一緒・・・って皇室をそんなたとえ話にするのもひどい失礼ですが、ともかく皇室典範は国会の議決なんかにしないで、いったん天皇家にお返しして決めていただくことが筋だと思います。ですが、現行憲法で定められている以上は、きちんと手続を踏まなければいけませんが。
皇位継承のあり方を決めるのに、やはり旧宮家の方々の御意見も聞かなければ話になりませんよね。
2007/01/04(木) | URL | かついち #JalddpaA[ 編集]
全く、国の中枢に関わる重要な問題を考えるのみ、ロボットやジェンダーの博士、車屋の会長などを集めて会議し、それだけで事を進めようというのですから、狂っているとしか表現出来ませんね。

しかも、その自称「有識者」の殆どが、「アカ」疑惑のある人間だと言うのですから、狂気の沙汰以外の何ものでもありません。

本当に、御皇室の方々や国民の意見を聞ける、「まっとうな」、日本の歴史を良く知る「有識者」を集めて議論し、二度と、このような基地外の沙汰が行われないよう、きちんとしたシステムを構築して頂きたいものですね。
2007/01/05(金) | URL | 浪人 #-[ 編集]
>天皇様は確かに日本国の象徴で、かつ国民統合の象徴であり続けたが、これは日本国憲法でそう定めたからそうなったのではなく、我々日本人の民族意識の中に脈々と流れてきた国民のIDENTITYなのです。

全く以て、その通りだと思います。

保守派やウヨクにもたまに、天皇は憲法で定められた「象徴」だから特別だの、天皇が特別だから憲法の1条に定められているのだだのと、理屈を捏ねる人間がいますが、あれも、やめるべきですね。

「憲法に何と書いてあろうが何だろうが、天皇陛下は日本国の元首であり、日本国民の象徴である。これは理屈では無く、日本国のアイデンテティーであり、日本国民のアイデンテティーである。異論を挟む余地は無い」と断言すべだと思います。

>陛下を始め皇族方、GHQによって心ならずも臣籍に降下せざるを得なかった旧皇族方が下々でいうところの親族会議を開かれて検討されるのが筋というものです。

本来は、それが真っ当な筋だと私も思います。

無論、御皇室というものが、日本国、日本人の象徴である以上、国民の意見も聞くべきだとは思いますが、最初から最後まで、御皇室の意見が何一つ取り入れられていないなど、異常だとしか言えないものです。

weirdo31さんが仰るように、御皇室の方々の意見に沿いながら、ロボット博士や車屋の会長などでは無く、国民の声を聞き、歴史と伝統を重んじつつ、理性的な判断の出来る本当の「有識者」が会議を進める。

これが、在るべき姿に近いのではないかと思います。
2007/01/05(金) | URL | 浪人 #-[ 編集]
>天皇家の関係者が一人も入っていない会議なんてちゃんちゃらおかしいっていう話です。

全くですね。

しかも、自称「有識者」とやらのロボット博士は、三笠宮寛仁親王殿下の御発言に対して、聞くつもりは無いと断言しやがりましたからね。

ジェンダーの博士も、三笠宮殿下の発言を、海外の雑誌に「守旧派の五月蠅い小言」とでも言いたげな論文を発表してましたしね。

こんな「有識者会議」など、出鱈目もいいところです。

>皇位継承のあり方を決めるのに、やはり旧宮家の方々の御意見も聞かなければ話になりませんよね。

これも、その通りだと思います。

旧宮家の方々が、どのように考えておられるのかが分からなければ、政府にしても、我々国民にしても、アクションの起こしようが無いですからね。

そういえば、以前、旧宮家の一つの竹田宮家の流れを継がれている竹田氏が本を出版された時、何やらイチャモンをつけていた「痴の巨人」さんがおられました。

一連の騒動を顧みると、本当に馬鹿ばっかりで、未だに頭が痛くなってきますね。
2007/01/05(金) | URL | 浪人 #-[ 編集]
馬鹿が馬鹿に馬鹿なこと言っても
わからんの典型ですね。
全くもって。
2007/01/05(金) | URL | 馬鹿 #-[ 編集]
悪いのですが、もう少し論点をはっきりさせてもらえませんか。

あなたの語り口では、一体、誰を馬鹿だと言いたいのか、非常に不鮮明です。

コメントの返しようがありません。
2007/01/06(土) | URL | 浪人 #-[ 編集]
weirdo31さんがおっしゃる「天皇様は確かに日本国の象徴で、かつ国民統合の象徴であり続けたが、これは日本国憲法でそう定めたからそうなったのではなく、我々日本人の民族意識の中に脈々と流れてきた国民のIDENTITYなのです。」というのに感銘を受けた。

我輩はつい数年前まで「日本と日本人は悪者だ」という考えに染まっていた人間なのだが、今ではまったく逆の考えになっている。インターネットに書かれているものを読むことによってそのきっかけを得て、漢人や韓国人と接することで、ここまで来ることができた。

みなさんありがとう。
2007/01/15(月) | URL | 楼主 #-[ 編集]
はっきり言いましょう、有識者会議は即刻解散させるべきです!
2007/02/18(日) | URL | 無茶痴坊 #iJfT/Yh2[ 編集]
ごもっとも。

全面的に賛成です。
2007/02/19(月) | URL | 浪人 #-[ 編集]
1週間遅れですが,“世のため人のため”様よりよいお話ですので.

http://tamezou.iza.ne.jp/blog/entry/119831

国号と君民一体~紀元節に寄せて
2007/02/18 00:00


 本日は「紀元節」、二千六百六十七年前に神日本磐余彦尊かむやまといわれびこのみことが橿原宮かしはらのみやで即位された日である。というと、いや建国記念日は二月十一日だ、一週間間違っているとの声が聞こえてきそうであるが、即位した「辛酉年春正月庚辰」は旧暦の正月、いわゆる旧正月であるから、今年は二月十八日が紀元節であるといってもあながち間違いではあるまい。





 ところで、大礒正美「よむ地球 きる世界」(彩雲出版)に「日本はまず国号を名乗れ」という一節がある。曰く、

「日本はなぜ、ただの Japan なのか?」

「共和国なら Republic、王制なら Kingdom と正面から名乗るのが普通だ」

 これは私も昔から疑問に思っていた事であるが、適当な答えが見つからなかった。我が国は立憲君主制ではあるが「王国」ではない。

 天皇は英語で Emperor と訳されているように King とは全く違う。かといって「皇帝」ともまた違う。昔は「大日本帝國」と名乗っていたが、欧米列強に対抗するために無理して付けた感がある。

 大礒氏はどうしたかというと、日本は「天皇国」であると提案している。

「日本天皇国 (Ten-noh State of Japan) が正しい国号ではないだろうか」

 なるほど、「天皇」を無理して英語に訳す必要はないのだ。我が国は「君民一体」という世界に唯一無二の国体を持つのであるから適当な訳語がないのは当たり前なのである。それならば「天皇」を "Ten-noh" として世界に通じる言葉にしてしまえばよい。

 「君民一体」という事に関してはピンと来ない人が多いだろうから次の逸話をご紹介する。

「昭和の御大典」田中繁男

 今をさる七十七年前の昭和三年十二月、日付を失念し手元の年表などにあたって見たが、昭和の御大典のことは京都で十一月十四日を中心に即位ノ礼など行われたことが記されていただけで、東京で十二月にあった御大典のことは何もみあたらなかった。

 その日の東京は雨で、それも冬十二月中旬にしては珍しい台風並の大雨で、しかも冬のこととて冷たい雨であった。それで陛下の御前を通過する分列行進に参加する全国より選抜された心身共に健康な数万の青年男女も、外套は着用していたが、氷雨を遮る傘も屋根もなく震えていた。それでも熱血の青年男女は足踏みしながら寒さを撥ね返していたところ、やがてけごろもを時かたむけてお出ましになった陛下には、天幕で拵えた屋根のある野立ち台にお立ちになったが、

《分列行進のため待機している青年らの頭上には、この雨を遮る傘か何かあるのか》

と側近に尋ねられた。《傘などの用意は特にございません》と側近が応え申し上げたところ、さらに陛下には

《傘もなく、この雨をどのようにして凌いでいるのか》

と尋ねられた。《足踏みなどして凌いでいるようでございます》と側近が応え申し上げたところ、陛下には

《それなら、あの天幕をはずせ。私も濡れながら皆を迎えよう》

と仰せになり、その御稜威におされたものか側近は、一も二もなく天幕を取り払った。

 この雨の中、陛下には天幕を取り払われた、という話は飛電のごとく雨に打たれながら待機する数万の青年男女のもとへ伝わり、一瞬、青年たちの耳を疑わしめた。そのとき、分列行進進発の号令が発せられた。と、先頭を行く誰かが、畏くも陛下におかせられては天幕を取り払われた・・・・かくなる上は我々は、羽織っている外套を脱いでは脇にかかえて、御稜威に添い奉ろうではないかと皆に呼びかけたところ、おうっと皆は一斉に賛同しては外套を脱ぎ小脇に抱えては分列行進に移っていった。

 降りしぶく雨に打たれながら、陛下、天幕を取り払われるの感激で、熱いものがこみ上げてきて、頬を紅潮させては整然と行進してきた先頭集団が一様に外套を脱いでいるのに気づかれた陛下には、非常に大きな感銘に胸を打たれたが、やおら御自らの御手で御自らの外套のボタンをはずされ、かたわらへ脱ぎすてられた。

 それを拝した青年たちの感激は尋常一様のものではなかった。陛下にはその赤誠を嘉よみせられ、応えられては御自ら外套を脱ぎ捨てられては、この激しい雨に共に打たれ休戚を分かたれんとなされたのであろう。ここに神武肇国以来の《君民一体》の極致、典型が見られ、若き日の先帝陛下昭和天皇の心意気、大御心の一端が拝せられ、感慨あらたなるものがある。

 それより二十年がたった昭和二十三年、先帝陛下には戦後の荒廃した国土、また国土の荒廃に挫けることなく戦後復興に努力している国民を励ますべく全国巡幸の最中にあられた。いまだ世はすさび、天皇不要の声さえ囂しい時代で、陛下の御命も危ない時代であった。

 そんな中、常磐炭鉱であったか、視察せられるということがあった。県知事はじめ恐懼おくあたわざる思いであったが、当日がやってきて予想もしていなかったことが出来して知事はじめ窮地に追い詰められた思いであった。選炭場など地上施設の御視察だけ予定のところ、陛下にはトロッコに乗られて地下深くの採炭現場まで降りていかれるといわれ実行されたからであった。

 落盤でもあれば知事はじめ割腹しても追いつかないことだけに、それだけに現場まで降りてこられた陛下のお姿を拝した現場の荒くれ男たちは驚き、感激にうち震えては陛下の足元で男泣きに泣いた。それをみそなわれた陛下もまた思わず貰い泣きされては涙をぬぐわれたという。これもまた君民一体の極致の現れ、御稜威の顕現といえよう。

 その続きのことであったか、東北のある都市の宿舎へ陛下には泊まられたことがあった。これを聞いた革新団体が、例により、天皇反対のデモをかけることとなった。数百人が集まり隊伍を組んでは宿舎へ向け出発した。赤旗をなびかせ、シュプレヒコールを上げては威勢よく進んでいったが、陛下のおられる宿舎へ近づくにつれ、デモ隊の元気は薄れ士気も低下していっては、それまではためいていた赤旗も一様にしなびては担い手の足取りも重くなった。

 デモ隊の隊列全体の歩みも緩慢となり、宿舎の前まできたとき、ついに歩みはとまり、なぜか意気消沈した気分の虚脱感に襲われ、無力感が全体を覆っていき、皆が名状し難い重苦しさに包まれて行ったそのときであった。隊列の中より《天皇陛下万歳》という大音声が期せずして上がった。

 一瞬、数百のデモ隊の上に異様な静寂が広がっていったが、次の瞬間、堰を切ったかのような《天皇陛下万歳》の大合唱が次々と湧き起こった。革新系であるデモ隊員にして戦後は勿論、戦中戦前より抑えに抑え続けてきた日本人としての本源的な帰属意識より発した万歳であった。そんな万歳を力一杯唱えることができて、一種溜飲を下げたような清涼感、爽快感に浸ったことであろう。これも君民一体の典型といえるものである。

 ここに君民一体とはいうが、それは恐らく日本に固有のものであって他の君主国にはないといってよい。せいぜい君民協調であり、大体は仏独露らのように君主体制は潰えさっていて、日本のように君民一体という体制の国はなく、英国といえども似て非なる国である。とすれば、なぜ日本にだけと言うこととなろうが、それは神武天皇には自覚され、それを原理として国を肇められ、営々二千年これ努めてきた結果に他ならない。

斬る!時事問題のトリビア・コラム!第七十五号より

【ここまで】
なお
“斬る!時事問題のトリビア・コラム!第七十五号”はこちらです.

http://blog.mag2.com/m/log/0000146260/106745022.html
2007/02/19(月) | URL | くちべた日本人@保守の,意見の #-[ 編集]
日本は「天皇国」。

素晴らしい呼称ですね。
2007/02/21(水) | URL | 浪人 #-[ 編集]
URL
コメント
パスワード
秘密
管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバックURLはこちら
http://restororation.blog37.fc2.com/tb.php/611-c37e03a2
  安倍政権が、 コイズミ前政権で強行 しようとしていた 女系天皇容認=易姓革命 を 白紙化しようとするのは当然 であろう! 我が國の 「天皇位」は過去ただの1回の例外もなく男系相続 されてきている。また10代8人の女帝にしても内親王(男系皇族)である。 それを
晴れやかに新年一般参賀 新年の一般参賀で手を振る両陛下 新年一般参賀に訪れた人たちに手を振って応えられる天皇、皇后両陛下。午前9時半ごろの開門から正午までに、昨年より8450人多い4万4600人(皇宮警察調べ)が訪れた(2日午前
2007/01/04(木) | 博士の独り言
ご承知の通り、今,雅子皇太子妃殿下への世論の風当たりが強くなってきています.同時に夫君であられる皇太子徳仁親王殿下,敬宮愛子内親王殿下に対しても同様の批判が目立ってきています.こうなってきたのは、2004年の皇太子殿下のお誕生日の記者会見での「雅子の人格やキ
2007年1月13日午後,初めてBlogを公開しました.これがその第1号記事です.皆様よろしくお願いいたします.(以下,敬語を略します)さて,私はここを開設する前には方々のサイトにお伺いしていた.本問題とそれに関する諸情報を一人でも多くの方に知っていただき,問題意
ご承知の通り、今,雅子皇太子妃殿下への世論の風当たりが強くなってきています.同時に夫君であられる皇太子徳仁親王殿下,敬宮愛子内親王殿下に対しても同様の批判が目立ってきています.こうなってきたのは、2004年の皇太子殿下のお誕生日の記者会見での「雅子の人格やキ
★本稿更新継続中旧題:主婦の日常生活のサイトなのに”皇室批判サイト”叩き・・・プロ市民か?その後の情勢推移に伴い改題しました.1月16日付け続報を追記しました.私はここを開設する前には方々のサイトにお伺いしていた.本問題とそれに関する諸情報を一人でも多くの
★本稿更新継続中http://blog.livedoor.jp/daily_diary/先日以来お伝えしています,アットホームな主婦のサイトを装って雅子妃の暴走を煽る工作を行っていたプロ市民主婦のサイトですが,1月19日9時51分,ついにサイト閉鎖を宣言しました.そして同時にコメントを管理人承
※字数制限のため独立しました※本稿も更新していきますので時々見てください.アットホームな主婦のサイトを装って雅子妃の暴走を煽る工作を行っていたプロ市民主婦diary_diaryのサイト「日々の記録」http://blog.livedoor.jp/daily_diary/オープンの日は2006年9月22日19
【この項は順次追記していきます】なお,出所が不明確で文章でしか確認していないものはゴシップレベルと見なし記載しません.1.何故チッソ江頭豊の孫が皇太子妃になれたのか?「Taurosのインターネット案内」様の記事より18http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/44
天皇皇后両陛下を不遜にもお招きした反日映画「あなたを忘れない」の監督も在日であることが判明しました!「世の中を生暖かく見守るブログ」様で2007年2月18日付けで取り上げてくださっていました.「反日映画「あなたを忘れない」の監督が在日だった件について」http://b
「プリンセス・マサコ」日本語版、講談社が中止http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/books/breview/39619/まずはよかったと言えましょう.さて,著者のオーストラリア人・ベン・ヒルズなる人物ですが ,妻は金森マユなる反日左翼日本人ジャーナリストです.黒幕は案外こ
★昭和天皇陛下は反対されていた★今上両陛下や護衛官の目を盗んでの“再会”★女性・女系天皇計画との連動★徳仁天皇が小和田に操られる危険.雅子妃殿下ご自身の反日性・左翼性,ならびに入内に際しての不可解さは既に以下にて指摘したとおりhttp://bluefox-hispeed.iza.n